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2015年7月24日(金)

Honda CBR1000RRを駆る4チームが“トップ10トライアル”へ進出

公式予選Aグループ3番手「#634 MuSASHi RT HARC-PRO.」

ケーシー・ストーナー選手(Best Time:2'06.963)
「今日は、マシンセッティングの方向性を見出すことができたので、とても有益な一日でした。昨日のスポーツ走行は、走行時間が少なかったので苦しい一日でした。また、今日の公式予選も走行するマシンが多くて悩まされましたが、結果については幸せです。6秒台のタイムも出せて、これからさらに煮詰められる感触が得られました。チームとスタッフにはとても感謝しています。スタッフの皆が頑張って、いい仕事をしてくれている結果だと思っています」

高橋 巧選手(Best Time:2'08.109)
「鈴鹿8耐のテストまでは順調に進んでいたのですが、レースウイークになって思うような走りができずに、少々戸惑っています。いろいろと方向性を考えながら調整しましたが、アタックするタイミングがなく、マシンの確認に走行時間を使いました。まだ、3人の力を発揮できる状況にはないと思うので、よりよい状況を最後まであきらめずに探していきたいと思います。それでも、最後の走行でストーナーがタイムアップしてくれました。僕もマイクも鈴鹿8耐の経験があり、どんな状況でもまとめていける自信はあります。トップ10トライアルも、いい走りができるようにと思っています」

マイケル・ファン・デル・マーク選手(Best Time:2'08.667)
「今日は非常に厳しい一日でした。昨日からマシンのセットアップを色々と試していましたが、なかなかいいものが見つかりませんでした。昨日からの走行時間も少なく、充分な走行ができませんでしたが、チームとしてのペースはいいので、今日の結果には満足しています。ケーシー(ストーナー)もとても速いので、あとは、もう少し安定感が得られるようにセットアップを詰めていきたいと思います」


公式予選Aグループ5番手「#104 TOHO Racing with MORIWAKI」

山口辰也選手(Best Time:2'07.622)
「予選走行時間を使いながらマシンセッティングの微調整をして準備を進めました。ラタパー(ウィライロー)が7秒台を記録して、(トニ)エリアスは路面状況の変化や使用タイヤのタイミングが合わずにいいタイムは記録できませんでしたが、条件さえ揃えばタイムを出せるので、心配していません。ラタパーはコースやマシンに慣れていない状態なので、安定して走ることのできるマシンに仕上げていきたいと思います。トップ10トライアルには、僕とラタパーが出場します。精一杯走って、ファンの人に楽しんでもらえるように頑張りたいと思っています。応援よろしくお願いします」

ラタパー・ウィライロー選手(Best Time:2'07.821)
「今日は3人とも調子がよかったです。耐久レースで一番大事なのは、ライダー全員が安定していることだと思います。Hondaとチームのサポートには非常に感謝しています。明日のトップ10トライアルについては、自分が走るかどうか分かりませんが、大事なのは決勝なので、そこでしっかりと結果を出したいと思っています。私の場合、タイ人ライダーが初めて鈴鹿8耐に参戦するので、是非よい結果を出して、タイのレース界の盛り上げに一役買いたいと思います。観客の皆さんには、是非チームを応援していただき、我々もしっかりと結果を出していきたいと思います」

トニ・エリアス選手(Best Time:2'09.289)
「今日は、私自身これまでの走行の中で一番よかったです。チームとしても山口選手が結果を出してくれたことがよかったと思います。チームが走行を重ねるにつれて、ライダー3人のレベルも上がり、結果も向上しています。明日はできれば決勝に向けてベストなポジションを狙っていきたいです。速いライダーが多い鈴鹿8耐の中で結果を出すことは簡単なことではないですが、鈴鹿8耐への参戦は自分の夢でもあり、決勝でも当然表彰台を狙っていきたいです。そのためにはベストな走りをしたいと思います。日本のファンの人にも応援してもらいたいですし、日本に来られない欧州のファンにも鈴鹿8耐を見てもらいたいと思っています」


公式予選Bグループ2番手「#778 F.C.C. TSR Honda」

ドミニク・エガーター選手(Best Time:2'07.622)
「マシンは改善する余地がありますが、チームの雰囲気やチームメートとのコミュニケーションも上手くいっているので、今日の結果には満足しています。トップ10トライアルについては、1周だけのアタックに慣れていないので難しいですが、ベストを尽くしたいと思います。トップを取れればファンやスタッフも喜んでくれると思います。日本のファンは素晴らしいので、日本に戻って来られて非常にうれしいです。僕も頑張るので、皆さんも応援し、しっかりとレースを楽しんでください」

ジョシュ・フック選手(Best Time:2'08.678)
「マシンも自身も改善する余地はありますが、結果には満足しています。今日はタイヤの感触もよかったです。チームメートは頼りがいがあるので、明日もいい結果を目指します。また、決勝では、しっかり結果を出していきたいです。大切なのは決勝ですから、ベストを尽くして走るので、皆さん是非応援してください」

カイル・スミス選手(Best Time:2'09.003)
「今日はマシンのフィーリングもよくて、いい結果だったと思います。明日は、自分が走るかどうかは分かりませんが、ジョシュとドミニクは素晴らしい選手なので、きっとチームとして上位を確保できると思います。そして、決勝も上位に食い込めるチームだと信じています。日本に来られて嬉しいですし、引き続き応援をお願いします」


公式予選Bグループ3番手「#71 Honda DREAM RT 桜井ホンダ」

浦本修充選手(Best Time:2'08.693)
「昨日、今日と走行を重ねるたびに、マシンの状態はよくなっています。公式予選では何とかトップ10トライアルに残りたいという思いで頑張りました。トロイ選手が前回テスト時の転倒で怪我を負って本調子でないので、自身の走行枠が増えることになりそうです。鈴鹿8耐に参戦できたことに感謝していますし、たくさんの走行を経験できたことで、自分のスキルアップにつながっていると思います。初めてのトップ10トライアルは、緊張しそうですが、マシンの性能を100%発揮できるよう、精一杯トライしたいと思っています」

ジェイソン・オハローラン選手(Best Time:2'10.541)
「今日は周回を重ねることができたことが大きな収穫でした。明日は、タイヤの選択など詳細は決定していませんが、トップ6は狙っていきたいです。大切なのは決勝の結果ですが、スタート位置がよければ、その分、安全と安心を確保できるので、狙っていきたいです。鈴鹿も日本も大好きなので、気が早いですが、来年も是非鈴鹿8耐に出場したいと思います。応援よろしくお願いします」

トロイ・ハーフォス選手(Best Time:2'13.587)
「チームとしては非常にいい結果だと思います。でも、私自身は、先週のテスト時の転倒で傷めたあばら骨の影響で、思うように走れませんでした。ただ、チームメートが、しっかりと結果を出してくれたので満足しています。今日は浦本選手の誕生日だったので、いいプレゼントになったと思います。決勝までには怪我を治して、自分の走りでレースに臨みたいと思います。鈴鹿8耐と、応援してくれる皆さんに接することができて、すごく嬉しいです。いつも応援してくれて、ありがとうございます」