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JSBでSBKの前を走れるくらいの
ポテンシャルを出せた。勝てる条件は揃っている。 |
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テストの状況を見てもかなり仕上がりがいいです。
以前からHondaのマシンは乗りやすく疲れにくいことが特徴でしたが、今年JSBのマシンになってから、より乗りやすくなっているんです。これが僕たちにとって一番の利点で、さらにミシュランが、これまでにないほどタイヤのポテンシャルを上げてきています。このタイヤがJSBのマシンにマッチしていて、テストで40ラップしても、フロントタイヤは特に問題なく走れるんです。最近の8耐は約200ラップですが、恐らくレースディスタンスを簡単にクリアできるくらいのパフォーマンスを持っていると思います。これは相当な武器になりますね。
エンジンのパワーと操縦安定性、タイヤのパフォーマンス、これがすべて噛み合っています。今のところ何も言うことがない、完成度の高いバイクになっています。
とにかく8時間全開で攻め続けます。
トップ争いをしているチームは、ペース配分を考えるのではなく、すべてのスティントをスプリントレースのように走るんですよ。ですから、体に大きな負担がかかるんです。ですから、マシンの乗りやすさが効いてくるんです。乗りやすいマシンだと疲労が軽減されるので、長時間走ってもライディングに集中できる。きちんと相手と戦うことのできるバイクになっているわけです。
今のところライバルとして考えているのは、セブンスター ホンダのゼッケン7、他メーカー勢、SBK勢ですね。我々のマシンはJSBですが、キツいという意識はまったくないですね。「頑張らなきゃ」というよりは、余裕をもってレースに挑めるような体勢が整っています。8耐自体は辛いレースですけど、今まで以上にレースに集中できるようないい土台ができ上がっている状態です。
僕も39歳ながらテストで合格して選手になりました。 |
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Hondaの8耐の選手になるには、事前にテストで合格しなければならないんです（笑）。１発のラップタイム、ロングランのアベレージタイム、あと燃費ですね。そして体力。このあたりが8耐で重要になってきますから、厳しくチェックされます。これらのデータをもとに、組み合わせを考えたりして選手を決めるなかで、39歳の僕がよく選ばれたなと思っているんです。
監督業に専念していて、8耐のときだけ乗っていた去年までは、正直言って少しキツかったんですが、今年はMotoGPのテストライダーを務めているため、平日でもほとんどどこかのサーキットでマシンに乗っていますから、体力もライディングも全然違います。去年までよりずっと調子がいいです。
今年は、過去3年の転倒をリベンジしますし、常に完ぺきな状態でマシンを出口選手に手渡せるライディング、戦略を考えたいと思っています。
皆さん、応援よろしくお願いします。 |
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