Hondaは、イギリスのウェストサセックス州グッドウッドにおいて、2014年6月26日(木)〜6月29日(日)に開催された「2014年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に参加しました。

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」は、イギリスのチャールズ・マーチ卿が広大な私有地を開放し、1993年に創始した世界最大級のヒストリック・モータースポーツイベントです。Hondaは2005年に、日本の自動車メーカーで初めて、このイベントのメインスポンサーを務めています。特に広大な敷地を貫く全長1.16マイル(1.856km)のヒルクライムコースでの、往年の名選手から現役の選手による新旧の二輪車・四輪車を操って競うタイムトライアルは、注目のイベントの一つです。

今年は、GP2シリーズに参戦中の伊沢拓也がマクラーレン ホンダ MP4/4(1988年のF1世界選手権において、アイルトン・セナが駆り、McLaren Honda16戦15勝という歴史的勝利に貢献)を、世界ツーリングカー選手権においてHondaワークスドライバーであるガブリエーレ・タルクィーニが、Honda RA272(1965年HondaにF1初優勝をもたらしたマシン)をそれぞれドライブ。また、二輪車では、現在スーパーバイク世界選手権シリーズに参戦しているPata Hondaのジョナサン・レイとレオン・ハスラムによるCBR1000RRや、フレディ・スペンサーによるNSR500、スチュアート・グラハムによるRC164といったマシンの走行など、Hondaのモータースポーツの歴史を象徴するマシンが多数披露されました。

さらに、Hondaブースのメインステージには、来年発売予定のNSXとシビック TYPE Rのコンセプトモデルもそれぞれ展示され、会場は多くのお客様でにぎわいました。