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レース
滋賀 第1戦 4月23日
滋賀
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レース情報
ラウンド 開催日
01 4/23 滋賀
02 6/4 長野
03 7/9 秋田
 7/17 全日本戦(長野)
04 8/7 岐阜
05 9/10 青森
06 9/17 青森
07 10/8 石川
第1戦 滋賀
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MTBジャパンシリーズ ダウンヒル開幕
Team G Cross Honda井手川直樹が2位の好調なスタート
決勝日:4月23日(土)
会場:滋賀県高島市今津町箱館山 天候:晴れ 気温:スタート地点/17.9℃ ゴール地点/21.0℃ 標高:スタート地点/540m ゴール地点/206m 標高差334m

 JCF MTBジャパンシリーズ・ダウンヒル開幕戦が、4月23日、滋賀県箱館山ダウンヒルコースで行われた。Team G Cross Hondaは、井手川直樹選手がミスのない走りで2位の表彰台に上がり、チームメイトの内嶋亮選手が5位で今季のレースをスタートした。

第1戦 滋賀
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 昨年よりも1ヶ月ほど早い開幕となった今年のジャパンシリーズ、開催会場としては2年目を迎える箱館山が、昨年に続き初戦の舞台となった。眼下に琵琶湖を望む山頂からのコースは、スタート直後から始まるシングルトラック(一人が通れるぐらいの狭い走路)、ドロップオフ(落ち込むような段差)、つづら折れの連続、高速コーナーとジャンプなど、変化に富んだテクニカルコース。晴天にも恵まれ、路面は朝のセミウエットから、午後は次第にドライへと変化した。

 エントリー全67台の最高峰エリートクラスは、決勝進出30台を決めるべく午前の予選から早くも激しいタイム争いが展開する。予選はゼッケン順に30秒間隔でのスタートで行われ、今季ゼッケン「2番」をつける内嶋選手は落ち着いた走りで3分20秒985をマーク、予選2番手につける。ゼッケン「4番」の井手川選手はスタート直後の第2コーナーで思わぬ転倒を喫し、リカバリーに10秒ほどのロスタイムがあり、タイム3分28秒385で予選10位。

 そして決勝は、予選30位からのリバーススタート。井手川選手は予選での転倒の反省を活かし、慎重かつ攻めの走りで自己予選タイムから約13秒近くアップの3分15秒632でゴール、その時点での暫定1位となる。内嶋選手はコース前半のシングルトラックで転倒があり、後半必死に追い上げたもののタイムは3分18秒486。井手川選手の優勝が期待されたが、昨年の箱館山の覇者でもある安達靖選手(Team Ikuzawa)が3分6秒988で1位となった。

 続く第2戦は6月4日、長野県富士見パノラマスキー場で開催される。2005年JCF MTBジャパンシリーズ・ダウンヒルは全7戦、このうち上位5戦の有効ポイントによりシリーズランキングが決定する。

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コメント

井手川直樹(2位)
「今年はこれまでよりも良い状態で開幕を迎えていたし、決勝でもミスがなかっただけに、安達選手にこれだけタイム差をつけられては2位だといって喜べない。とにかく次の富士見で充分走り込みながら、優勝のための攻略法を研究します」

内嶋亮(5位)
「予選でいい走りができたこともあり、決勝は最初のシングルで欲が出てオーバースピードになり、リアが滑ってしまった。路面が乾いていることに安心してしまうあまり、どこかで油断があったのかも知れない。第2戦まで少し期間があるので、切り替えて富士見のライン取りや細かいフォームなどに取り組みたい」

市川哲也監督
「今回は完敗です。安達選手の走りが驚異的だったというほかありません。井手川も内嶋もシーズンオフの取り組みをしっかりやってきて手ごたえはあったし、2人とも必ずもっと出せる実力があるはず。心を入れ替えてさらに走り込みを行い、富士見へ向けて頑張ります」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ライダー チーム タイム
1 1 安達靖 Team Ikuzawa 3:06.988
2 4 井手川直樹 Team G Cross Honda 3:15.632
3 9 向原健司 クハラバイクワークス 3:17.318
4 14 丸山由紀夫 MOM&POP's 3:18.322
5 2 内嶋亮 Team G Cross Honda 3:18.486
6 6 鍋島健一   3:21.173
ナショナル・ランキング
順位 No. ライダー チーム 総合ポイント
1 1 安達靖 Team Ikuzawa 170
2 4 井手川直樹 Team G Cross Honda 136
3 9 向原健司 クハラバイクワークス 133
4 2 内嶋亮 Team G Cross Honda 127
5 14 丸山由紀夫 MOM&POP's 126
6 3 丸山弘起 MAXXIS/cannondale 117
※JCFの国内公認大会のうち、高得点獲得大会5つの合計ポイントによるランキング
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