全日本ロードレース選手権の第8戦が岡山県岡山国際サーキットで開催されました。今大会のJSB1000は、熊本地震の影響でオートポリス大会が中止になったことを受け、2レースが開催。土曜日と日曜日にそれぞれ決勝が実施されました。予選はノックアウト方式で争われ、Q1に全車が出走。その上位10台がQ2に進出し、タイムアタックを行いました。Q1の順位がレース1のグリッドとなり、Q2の順位でレース2のグリッドが決まりました。
山口辰也
高橋巧
高橋裕紀(MORIWAKI RACING)は、第5戦スポーツランドSUGOのフリー走行での、両肩の脱きゅうと左かかとの粉砕骨折という大ケガから復帰。元気な姿を見せました。また、ボルドール24時間耐久ロードレースに参戦した渡辺一馬(F.C.C. TSR Teluru)は、機材の到着の関係で欠場となりました。
高橋裕紀
山口辰也(中央)、高橋巧(左)
Q1のトップは中須賀克行(ヤマハ)、2番手に高橋巧(MuSASHi RT ハルク・プロ)でフロントローとなりました。5番手には山口辰也(TOHO Racing)、9番手に高橋裕紀、10番手に秋吉耕佑(au & テルル ・ Kohara RT)となり、これらのライダーがQ2に進出。Q2は中須賀がトップ、3番手に高橋巧、5番手に山口、9番手に秋吉、10番手に高橋裕紀となりました。
高橋巧(左)、山口辰也(右)
土曜日に行われたレース1は、まだ、日差しが強い午後15時5分にスタートが切られ、中須賀がホールショットを奪って序盤から逃げます。2番手に野左根航汰(ヤマハ)、3番手に津田拓也(スズキ)、高橋巧は4番手につけて津田の背後に迫ります。山口は5番手争いを繰り広げながら周回を重ね、それを秋吉、高橋裕紀が追いかけました。
中須賀が逃げ続ける展開となり、高橋巧は2番手集団を走りました。しかし、高橋巧はやがて集団から遅れ、単独5番手に。6番手は山口でした。8番手を走行していた秋吉は21ラップ目に痛恨の転倒。マシンが大破しますが、本人は左手の擦り傷程度だったため、レース2への欠場はありませんでした。レース1は中須賀が24ラップを走りきり優勝。高橋巧は5位、山口は6位、高橋裕紀は10位となりました。
日曜日に行われたレース2は、サイティングラップ中に赤旗が提示されて全車がピットイン。ライダーズミィーティングが行われ、その直後にウエット宣言が出され、2ラップ減の22ラップで争われることに。スタート前には大粒の雨が落ち、完全なレインコンディションでスタートが切られました。
ホールショットを奪ったのは中須賀でしたが、オープニングラップを制したのは高橋巧でした。高橋巧は唯一1分46秒台で周回し、2番手以下を引き離します。6ラップ目に2番手争いをしていた野左根と山口ですが、野左根が転倒して決着。山口は単独2番手となり、高橋と同様、1分46秒台にタイムアップを上げて高橋巧を追いました。そこから山口は、1分45秒台にペースアップ。9ラップ目には高橋巧との差を0.3秒とし、背後に迫ります。
11周目、山口はついに高橋巧をかわしてトップに浮上。高橋巧、中須賀、藤田拓哉(ヤマハ)、高橋裕紀とオーダーが変わります。山口は1分45秒台をキープ。14ラップ目の時点で、2番手の高橋巧に9秒231秒もの差を築き、独走態勢に入ります。山口の勢いは衰えず、17ラップ目には22秒差に。その後も山口のペースは落ちることなく22ラップを走りきり、2番手に35.920秒もの差をつけて今季初優勝。11位以下をラップする圧勝となりました。2位には高橋巧、3位に中須賀、4位に高橋裕紀が入りました。
J-GP2は、40分の予選1回の走行でグリッドが決まり、2番手に作本輝介(Team高武 RSC)、3番手に水野涼(MuSASHi RT ハルク・プロ)がつけ、フロントローに並びました。スタート前に雨が落ち、レースディレイ、ウエット宣言が出されて2周減算となりました。
作本輝介
水野涼
1周目を制したのは水野ですが、作本が6ラップ目にトップを奪います。水野、生形秀之(スズキ)が続き、関口太郎(MISTRESA with HARC-PRO.)が単独4番手となりました。その6ラップ目に雨が落ち始め、レッドクロスが提示されます。それでも、11ラップ目には作本と水野によるトップ争いが激しくなり、水野がトップを奪い返します。そんな中、ダブルヘアピンで作本が転倒。次々に転倒者が出ると赤旗が提示され、10周終了時でレース成立となり、作本が初優勝、2位は水野となりました。4位に関口が入り、7位に渥美心(au&テルル・Kohara RT)、9位に國峰啄磨(H43 Team-NOBBY)となりました
作本輝介(中央)、水野涼(左)
作本輝介(右)、水野涼(左)
J-GP3は35分の予選1回でタイムアタック。最終ラップにトップタイムを叩き出した栗原佳祐(MuSASHi RT ハルク・プロ)が今季3度目のポールポジション(PP)を獲得しました。そして、今大会には、アジア・ドリーム・カップでランキングトップの中村大輝(Honda Team Asia)が参戦。予選6番手につけますが、練習中に左手首の舟状骨を折ってしまい、痛みが消えない中でレースに臨むことになりました。また第5戦SUGO大会でケガを負った中山愛理(TEAM PLUSONE)が復帰しました。
徳留真紀
(左から)山本恭裕、徳留真紀、安村武志
スタート直後に中村が転倒する展開の中、ファーストラップを制したのは伊達悠太(BATTLE FACTORY)。2ラップ目に栗原が首位に立ちますが、4ラップ目に徳留真紀(CLUB PLUSONE)が前に出て、栗原、伊達、山本恭裕(チームライフ・ドリーム北九州)、安村武志(犬の乳酸菌/プリミティブR.T)の5台がトップ集団を形成します。そこから、徳留と栗原が抜け出して一騎打ちとなり、伊達は単独3番手。4番手争いは山本と安村の間で繰り広げられました。
山本恭裕
安村武志
トップ争いは徳留の背後に栗原が僅差でつけ、ペースを上げながら3番手以下を突き放していきます。15ラップ目には栗原が前に出ますが、16ラップ目の1コーナーで徳留が抜き返します。トップ争いは最終ラップまで続き、激しい攻防の中で栗原が転倒。徳留がウイナーとなり、山本が2位、安村が3位表彰台に上がりました、栗原は再スタートして5位でチェッカーを受けました。
ST600では、榎戸育寛(MOTO BUM HONDA)が初のPPを獲得。2番手に岩戸亮介(Team高武 RSC)が続きました。決勝前には、大粒の雨が落ちるコンディションでスタート前にライダーが集められ、協議の結果、周回数が19周から16周へと変更されました。
星野知也
星野知也(中央)、榎戸育寛(右)
ホールショットを奪ったのは榎戸でした。一方、岩戸は榎戸を追う中で転倒し、ポジションを落とします。代わって2番手となったのは星野知也(TEAM PLUSONE)でした。4ラップ目には、予選16番手から追い上げた星野がトップを奪い、その背後に榎戸がつける展開に。10ラップ目、榎戸はデチャ・クライサルト(ヤマハ)にかわされ3番手となります。結果、星野はトップを譲ることなく、今季初優勝。2位にクライサルト。3位に榎戸が入りました。亀井雄大(Honda鈴鹿レーシングチーム)は5位、岩戸は11位でチェッカーを受けました。
作本輝介(J-GP2 優勝)
「今回は事前テストからレースウイークと、いい調子で走れていました。予選でトップタイムを出せなかったことは残念ですが、決勝でしっかりトップを争い、優勝したいと思ってグリッドに着きました。スタートを失敗することなく、1ラップ目をトップで帰って来られましたが、水野選手とバトルになり、抜いたタイミングが黄旗の区間だったことに気づいて、ポジションを戻そうとしたときに転んでしまいました。ウエット宣言が出たので、赤旗が出るとは思っていなかったので、正直、初優勝ですが複雑な気持ちです。でも、今年はモリワキドリーム(MD600)に乗せてもらっていて、早く結果で感謝を表したいと思っていたので、少しはそれができたと思うとうれしいです。最終戦はみんなが納得してくれる優勝がしたいです」
水野涼(J-GP2 2位)
「赤旗を出すのであれば、もう2〜3周前に出してほしかったです。僕は転倒しませんでしたが、たくさんの人が転んでいたし、僕も転びそうになりました。トップに立ったのに、前周のポジションが最終結果となって2位というのは、やはり複雑な気持ちです。前回のもてぎ大会からJ-GP2クラスでの走り方ができるようになり、今回は絶対に優勝したいと思っていたので。それに、2位にはもうなったので、この順位はもういいという気持ちです。最終戦では優勝できるように、きっちりと勝負がしたいです」
関口太郎(J-GP2 4位)
「ドライコンディションならトップ争いができると思っていましたが、ウエット宣言が出たので、様子を見ながらいこうと思いましたが、雨が強くなり、ほかのライダーの多くが転倒。自分もヘアピンで転んでしまい、腰を強打しました。それでもコースに復帰しようと必死にマシンを起こしたら、途端に激痛が走り、救急車で戻って来ました。今も痛みはありますが、MotoGPの日本GPへのワイルドカード参戦には、しっかり間に合うように準備がしたいです」
徳留真紀(J-GP3 優勝)
「ホールショットを取れなかったのは残念でしたが、あとは自分のペースで集中力を落とさないように走ろうとしました。最終ラップでは、栗原選手と3〜4度は接触していたと思いますが、自分は立ち上がりをロスしないように、ペースを落とさず走りきれました。この場所では初優勝です。しっかりとポイントを獲得できたので、最終戦ではタイトルを取りにいきます」
山本恭裕(J-GP3 2位)
「決勝では、これまでに経験がない上位ポジションを走っていました。無我夢中で、前にだれかがいれば抜く、抜かれたら抜き返し、とにかく必死で走っていました。バックストレートで栗原選手が転倒しているのが見えたので、2位だと思いました。地方選でなら表彰台に立ったことはありますが、全日本では初めての表彰台で、見えた景色は格別でした。これからもがんばってレースをしていきたいです」
安村武志(J-GP3 3位)
「できれば3番手争いの集団を抜け出し、トップを追いかけたかったですが、終盤には無理ができない状況になり、前に出るのは難しかったです。3位表彰台に上がれたことはうれしいですが、やはり、願っているのはトップなので、そこに届かなかったことは悔しいです。最終戦ではトップ争いができるようにしたいです」
星野知也(ST600 優勝)
「今回のレースは雨になると覚悟していたのですが、最初は雨のセットがうまくいきませんでした。レースディレイになってマシンを見直せたことが勝因です。いい状態でレースに挑むことができました。2番手に上がったときに、このままいけば大丈夫だと思いました。こんなにうまくいったレースはあまりないので、とてもうれしいです。最終戦では、ドライでトップ争いがしたいです」
榎戸育寛(ST600 3位)
「実は、金曜日に転倒した際、軽く負傷してしまい、不安材料があっての決勝でした。それに、このサーキットのウエットレースには苦手意識がありました。思うようにマシンを仕上げられていなかったこともあり、抑えて走ろうと思いました。3位は悔しいのですが、ほっとしている部分もあります。苦手な雨を走りきり、表彰台に上がれたことで、すこしはメンタルが強くなったと思います。この結果を自信にして最終戦に挑みたいです」
亀井雄大(ST600 3位)
「今年からST600クラスに参戦するようになり、きちんと走りきれたのは2戦目です。まだ試行錯誤の段階で、自分の走りができていません。そのため、"まずは完走"と言い聞かせて走りきりました。残りは最終戦だけになってしまいましたが、しっかりと積み重ねができるようなレースがしたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 中須賀克行 | ヤマハ | 24 | 36'01.585 |
2 | 12 | 津田拓也 | スズキ | 24 | +13.078 |
3 | 26 | 渡辺一樹 | カワサキ | 24 | +13.784 |
4 | 7 | 野左根航汰 | ヤマハ | 24 | +16.441 |
5 | 634 | 高橋巧 | 24 | +17.640 | |
6 | 104 | 山口辰也 | 24 | +24.268 | |
7 | 15 | 藤田拓哉 | ヤマハ | 24 | +32.630 |
8 | 85 | 中冨伸一 | ヤマハ | 24 | +44.870 |
9 | 32 | 今野由寛 | スズキ | 24 | +47.320 |
10 | 72 | 高橋裕紀 | 24 | +50.596 | |
15 | 17 | 吉田光弘 | 23 | +1Lap | |
16 | 20 | 小島一浩 | 23 | +1Lap | |
17 | 66 | 筒井伸 | 23 | +1Lap | |
20 | 18 | 中津原尚宏 | 23 | +1Lap | |
26 | 36 | 森健祐 | 22 | +2Laps | |
29 | 090 | 秋吉耕佑 | 19 | +5Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 104 | 山口辰也 | 22 | 39'12.313 | |
2 | 634 | 高橋巧 | 22 | +35.920 | |
3 | 1 | 中須賀克行 | ヤマハ | 22 | +48.097 |
4 | 72 | 高橋裕紀 | 22 | +1'02.527 | |
5 | 14 | 武石伸也 | BMW | 22 | +1'13.087 |
6 | 15 | 藤田拓哉 | ヤマハ | 22 | +1'15.867 |
7 | 85 | 中冨伸一 | ヤマハ | 22 | +1'30.194 |
8 | 34 | 近藤湧也 | ヤマハ | 22 | +1'31.619 |
9 | 39 | 酒井大作 | BMW | 22 | +1'35.062 |
10 | 32 | 今野由寛 | スズキ | 22 | +1'46.160 |
15 | 18 | 中津原尚宏 | 21 | +1Lap | |
17 | 090 | 秋吉耕佑 | 21 | +1Lap | |
18 | 17 | 吉田光弘 | 21 | +1Lap | |
22 | 20 | 小島一浩 | 20 | +2Laps | |
23 | 36 | 森健祐 | 20 | +2Laps | |
- | 66 | 筒井伸 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 15 | 作本輝介 | MD600 | 10 | 15'45.245 |
2 | 634 | 水野涼 | HP6-q | 10 | +0.110 |
3 | 2 | 生形秀之 | スズキ | 10 | +1.386 |
4 | 44 | 関口太郎 | HP6 | 10 | +4.312 |
5 | 94 | 浦本修充 | スズキ | 10 | +11.106 |
6 | 17 | 石塚健 | カワサキ | 10 | +13.987 |
7 | 090 | 渥美心 | TSR2 | 10 | +14.053 |
8 | 81 | 上和田拓海 | ヤマハ | 10 | +20.194 |
9 | 55 | 國峰啄磨 | HP6-q | 10 | +21.909 |
10 | 392 | 長尾健吾 | スズキ | 10 | +31.76 |
11 | 8 | 大木崇行 | CBR600RR | 10 | +32.106 |
13 | 10 | 佐藤太紀 | TSR6 | 10 | +33.980 |
14 | 30 | 高橋颯 | HP6 | 10 | +43.449 |
15 | 46 | 日浦大治朗 | MD600 | 10 | +1'14.142 |
18 | 74 | 三原壮紫 | HP6-q | 9 | +1Lap |
22 | 19 | 赤間清 | HP6 | 9 | +1Lap |
RT | 32 | マックス・クローカー | FTR | 6 | +4Laps |
RT | 56 | 中本郡 | HP6 | 1 | +9Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 徳留真紀 | 19 | 31'08.039 | |
2 | 18 | 山本恭裕 | 19 | +10.798 | |
3 | 8 | 安村武志 | PRCS3C | 19 | +11.170 |
4 | 10 | 船田俊希 | 19 | +28.837 | |
5 | 634 | 栗原佳祐 | 19 | +28.878 | |
6 | 12 | 菊池寛幸 | 19 | +29.719 | |
7 | 13 | 岡崎静夏 | TSR3 | 19 | +29.842 |
8 | 7 | 古市右京 | KTM | 19 | +29.918 |
9 | 11 | 関野海斗 | 19 | +29.944 | |
10 | 41 | 佐藤励 | 19 | +32.876 | |
11 | 15 | 高杉奈緒子 | 19 | +32.895 | |
12 | 21 | 中山愛理 | 19 | +40.136 | |
13 | 33 | 長谷川聖 | 19 | +40.804 | |
14 | 45 | 太田虎之進 | 19 | +57.344 | |
15 | 72 | 岸田慶一 | 19 | +57.464 | |
16 | 26 | 川瀬啓一郎 | TSR3 | 19 | +58.769 |
17 | 39 | 金子寛 | 19 | +1'09.143 | |
18 | 410 | 宇井陽一 | IODA | 19 | +1'15.999 |
19 | 52 | 大塚浩二 | 19 | +1'24.406 | |
20 | 37 | 荘安育 | 19 | +1'25.796 | |
21 | 99 | 白石玲菜 | 18 | +1Lap | |
22 | 31 | 伊達悠太 | 14 | +5Laps | |
RT | 500 | アニュパップ・サームーン | 11 | +8Laps | |
RT | 50 | 中村大輝 | 0 | +19Laps | |
- | 32 | 佐野勝人 | PRCS3C |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 46 | 星野知也 | 16 | 28'47.465 | |
2 | 2 | D.クライサルト | ヤマハ | 16 | +9.809 |
3 | 9 | 榎戸育寛 | 16 | +11.643 | |
4 | 65 | C.ポラマイ | ヤマハ | 16 | +25.379 |
5 | 43 | 亀井雄大 | 16 | +25.433 | |
6 | 85 | 松崎克哉 | カワサキ | 16 | +31.106 |
7 | 23 | 津田一磨 | ヤマハ | 16 | +32.944 |
8 | 19 | 中山真太郎 | 16 | +35.559 | |
9 | 76 | 和田留佳 | カワサキ | 16 | +45.730 |
10 | 51 | 宗和孝宏 | ヤマハ | 16 | +46.431 |
11 | 8 | 岩戸亮介 | 16 | +53.442 | |
14 | 35 | 櫻井賢一 | 16 | +1'20.692 | |
15 | 39 | 中村豊 | 16 | +1'21.957 | |
19 | 104 | 江口謙 | 16 | +1'54.948 | |
22 | 31 | 澤村俊紀 | 15 | +1Lap | |
24 | 62 | 門馬巧実 | 15 | +1Lap | |
27 | 54 | 松下幸司 | 15 | +1Lap | |
29 | 88 | 林祥由 | 15 | +1Lap | |
RT | 14 | 伊藤和輝 | 1 | +15Laps | |
RT | 73 | 名越哲平 | 1 | +15Laps | |
RT | 44 | 松川泰宏 | 1 | +15Laps | |
RT | 41 | 田所隼 | 0 | ||
- | 24 | 井上拓海 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 1 | 中須賀克行 | ヤマハ | 140 |
- | 2 | 12 | 津田拓也 | スズキ | 113 |
▲ | 3 | 104 | 山口辰也 | Honda | 104 |
▲ | 4 | 26 | 渡辺一樹 | カワサキ | 103 |
▲ | 5 | 634 | 高橋巧 | Honda | 102 |
▼ | 6 | 7 | 野左根航汰 | ヤマハ | 92 |
▲ | 7 | 32 | 今野由寛 | スズキ | 75 |
▼ | 8 | 87 | 柳川明 | カワサキ | 74 |
▲ | 9 | 39 | 酒井大作 | BMW | 70 |
- | 10 | 71 | 加賀山就臣 | スズキ | 66 |
▼ | 13 | 090 | 秋吉耕佑 | Honda | 55 |
▲ | 14 | 72 | 高橋裕紀 | Honda | 47 |
▼ | 15 | 18 | 中津原尚宏 | Honda | 44 |
▼ | 21 | 49 | 渡辺一馬 | Honda | 22 |
▼ | 23 | 片平亮輔 | Honda | 18 | |
▼ | 24 | ディマス・プラタマ | Honda | 16 | |
▼ | 30 | 関口太郎 | Honda | 13 | |
▼ | 33 | 坂本弘正 | Honda | 11 | |
▼ | 34 | 高田昌明 | Honda | 11 | |
▲ | 35 | 17 | 吉田光弘 | Honda | 9 |
▼ | 36 | 23 | 中村知雅 | Honda | 6 |
▲ | 39 | 20 | 小島一浩 | Honda | 5 |
▲ | 40 | 66 | 筒井伸 | Honda | 4 |
▼ | 41 | 奈須勉 | Honda | 3 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 94 | 浦本修充 | スズキ | 128.7 |
- | 2 | 44 | 関口太郎 | HP6 | 106 |
- | 3 | 634 | 水野涼 | HP6-q | 82.7 |
- | 4 | 2 | 生形秀之 | スズキ | 78.3 |
- | 5 | 55 | 國峰啄磨 | HP6-q | 71 |
- | 6 | 17 | 石塚健 | カワサキ | 70 |
- | 7 | 8 | 大木崇行 | CBR600RR | 66.7 |
- | 8 | 392 | 長尾健吾 | スズキ | 66.3 |
- | 9 | 81 | 上和田拓海 | ヤマハ | 65.7 |
▲ | 10 | 15 | 作本輝介 | MD600 | 62.7 |
▼ | 11 | 46 | 日浦大治朗 | MD600 | 54 |
▲ | 12 | 090 | 渥美心 | TSR2 | 49.3 |
▼ | 13 | 74 | 三原壮紫 | HP6-q | 48 |
- | 14 | 10 | 佐藤太紀 | TSR6 | 43.3 |
- | 15 | 56 | 中本郡 | HP6 | 37 |
▲ | 19 | 30 | 高橋颯 | HP6 | 23.7 |
- | 21 | 19 | 赤間清 | HP6 | 16 |
- | 22 | 32 | マックス・クローカー | FTR | 15 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
▲ | 1 | 36 | 徳留真紀 | Honda | 92 |
▼ | 2 | 634 | 栗原佳祐 | Honda | 88 |
▲ | 3 | 8 | 安村武志 | PRCS3C | 59 |
▲ | 4 | 12 | 菊池寛幸 | Honda | 55 |
▼ | 5 | 41 | 佐藤励 | Honda | 53 |
▲ | 6 | 13 | 岡崎静夏 | TSR3 | 53 |
- | 7 | 7 | 古市右京 | KTM | 53 |
▼ | 8 | 31 | 伊達悠太 | Honda | 50 |
▼ | 9 | 45 | 太田虎之進 | Honda | 48 |
▲ | 10 | 18 | 山本恭裕 | Honda | 46 |
▼ | 11 | 11 | 関野海斗 | Honda | 45 |
▼ | 12 | 10 | 船田俊希 | Honda | 45 |
▲ | 13 | 長谷川聖 | Honda | 30 | |
▼ | 14 | 小室旭 | Honda | 22 | |
- | 15 | 28 | 野澤秀典 | Honda | 21 |
▲ | 16 | 15 | 高杉奈緒子 | Honda | 20 |
▲ | 17 | 410 | 宇井陽一 | IODA | 12 |
▼ | 18 | 24 | 畑中要 | Honda | 12 |
▲ | 19 | 21 | 中山愛理 | Honda | 11 |
▼ | 20 | 99 | 白石玲菜 | Honda | 10 |
▼ | 21 | 44 | 小沢良美 | Honda | 8 |
▼ | 22 | 岡田祐一 | Honda | 7 | |
- | 23 | 岸田慶一 | Honda | 6 | |
▼ | 24 | 23 | 大澤恒貴 | Honda | 6 |
- | 25 | 川瀬啓一郎 | TSR3 | 5 | |
▼ | 26 | 三好菜摘 | Honda | 5 | |
▲ | 27 | 金子寛 | Honda | 5 | |
▼ | 28 | 佐藤正之 | TSR3 | 4 | |
▼ | 29 | 川原英実 | Honda | 3 | |
- | 30 | 大塚浩二 | Honda | 2 | |
- | 31 | 荘安育 | Honda | 1 | |
▼ | 32 | 平子剛志 | Honda | 1 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 5 | 前田恵助 | ヤマハ | 71 |
▲ | 2 | 65 | C.ポラマイ | ヤマハ | 61 |
- | 3 | 8 | 岩戸亮介 | Honda | 57 |
▼ | 4 | 73 | 名越哲平 | Honda | 56 |
▲ | 5 | 85 | 松崎克哉 | カワサキ | 56 |
▲ | 6 | 9 | 榎戸育寛 | Honda | 55 |
▼ | 7 | 20 | 清末尚樹 | カワサキ | 47 |
▲ | 8 | 46 | 星野知也 | Honda | 43 |
▼ | 9 | 19 | 中山真太郎 | Honda | 41 |
- | 10 | 23 | 津田一磨 | ヤマハ | 39 |
▲ | 12 | 43 | 亀井雄大 | Honda | 30 |
▼ | 13 | 40 | 山元聖 | Honda | 29 |
▼ | 14 | 14 | 伊藤和輝 | Honda | 28 |
▲ | 16 | 39 | 中村豊 | Honda | 24 |
▼ | 17 | 41 | 田所隼 | Honda | 23 |
▼ | 25 | 44 | 松川泰宏 | Honda | 11 |
▲ | 26 | 35 | 櫻井賢一 | Honda | 9 |
▼ | 27 | 谷津裕亮 | Honda | 6 | |
▼ | 30 | 32 | 長嶋修一 | Honda | 4 |
▼ | 32 | 木村思音 | Honda | 3 | |
▲ | 33 | 江口謙 | Honda | 2 | |
▼ | 34 | 37 | 鈴木力 | Honda | 2 |
▼ | 36 | 31 | 澤村俊紀 | Honda | 1 |
山口辰也(JSB1000 6位/優勝)
「雨では少ししか走っていなかったので不安がありましたが、覚悟を決めて挑みました。走り出すと、上位のライダーたちが、ヒザを擦れないような状況だと分かりました。自分はタイヤのグリップ、サスの動きがよく、マシンが安定していたので安心して走れました。終盤には雨量が増え、川ができていましたが、そこを避けて走りきりました。我々のマシンは市販マシンで、だれでも買うことのできるキットを組み込んだマシン。僕が勝つことができて、チームのクラブ員や応援してくれる人に、あきらめなければできるということが伝わったらうれしいです。この優勝も、オーナーの福間勇二さんや応援、支援をしてくれる皆さんのおかげです。チームの本拠内が広島にあり、今回が最も応援に来やすいコースなので、そこで、勝つことができてよかったです」
高橋巧(JSB1000 5位/2位)
「金曜日に走った雨のセットで走りました。雨量が少ないときは走りやすかったのですが、量が増えてきたら、ペースを上げるのが難しくなってしまいました。転倒しないよう走りきろうと思いました。勝てなかったことは悔しいですし、残念ですが、トップ争いができてよかったです。メーカー、チーム、スポンサーの方に心配をかけていたと思うので、精一杯走り、表彰台に帰ってこられてよかったです」
高橋裕紀(JSB1000 10位/4位)
「今季は参戦したレースは開幕戦の鈴鹿大会だけで、その後、もてぎ大会では転倒してしまい、SUGO大会ではケガと、レースができていない状況でした。そんな中、マシンがいい方向に進んでいたSUGO大会に近いセットアップで乗り始めました。ケガの回復具合は7〜8割、まだ左足の状態が完ぺきではないため、ふんばりが効きませんが、雨のレースの方が走りやすい部分があります。最終戦では、ケガがもっと回復していると思うので、さらに上を狙えると思います。来週にはアジアロードレース選手権があるので、そちらでもしっかり走りたいと思います」