モータースポーツ > 全日本ロードレース選手権 > アストラ・ホンダ・レーシング・チームの全日本ロードレース選手権参戦について

NEWS
AHM

2014年4月26日(土)

アストラ・ホンダ・レーシング・チームの全日本ロードレース選手権参戦について

Hondaのインドネシアにおける二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(以下、AHJ)は、Hondaがサポートする将来のグランプリライダーを育成するプログラム「アジア・ドリーム・カップ」で、昨シーズンランキング2位を獲得したゲリー・サリム選手(17歳)を起用し、「アストラ・ホンダ・レーシング・チーム」からMFJ全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに、2014年シーズンを通じフル参戦します。

アジア・ドリーム・カップは、「FIMアジアロードレース選手権シリーズ」の1カテゴリーとして、日本を含むアジア地域12ヵ国から選抜された若手ライダーの中から、将来のグランプリライダーを輩出するためのプログラムです。マシンはCBR250Rをベースとしたレース仕様車を使用し、2012年よりアジア各国で開催されています。

アストラ・ホンダ・レーシング・チームは、インドネシア国内における幅広いレース活動に加え、昨シーズンに引き続き「アジア・ドリーム・カップ」への参戦、および今シーズンからの「FIMアジアロードレース選手権シリーズ」へのフル参戦をするなど、今シーズンのレース活動を強化しています。あわせて、アジア圏でレベルの高いレースが展開されている全日本選手権への参戦を通じたゲリー・サリム選手のレベルアップと、アジア・ドリーム・カップのアドバイザーを務める元グランプリライダー中野真矢氏をアストラ・ホンダ・レーシング・チームのアドバイザーに迎えるなど、Hondaの協力のもと世界で活躍できるライダーの育成に取り組んでいきます。

なお、ゲリー・サリム選手は、昨シーズンのアジア・ドリーム・カップでシリーズチャンピオンを獲得した尾野弘樹選手(Honda Team Asia)が今年から参戦している「FIM CEVレプソル インターナショナル選手権(旧スペイン選手権)」の最終戦バレンシアGPに参戦を予定しています。

選手情報

Gerry Salim(ゲリー・サリム)
生年月日:1997年4月19日 (17歳)
血液型:B型
<主な戦績>
2012:Indoprix 第5戦 IP1クラス 12位, IP2クラス 10位
2013:ADC ランキング2位 Indoprix IP1クラス ランキング13位, IP2クラス ランキング10位

マシン情報

アストラ・ホンダ・レーシング・チーム
ゼッケン:88
マシン:Honda NSF250R
タイヤ:ダンロップ
チーム監督:アンゴノ・イリアワン
アドバイザー:中野真矢 (ADCアドバイザー)