Round05日本MFJGP

IA2 決勝

2020年11月15日(日)

HSR九州

第5戦 MFJGP

大城魁之輔が両ヒートで表彰台登壇

●ヒート1
Honda勢では、大城魁之輔(Bells Racing)がまずまずのスタートを決めると、混戦の中で順位を上げて1周目を3番手でクリアしました。大城は2周目に小川孝平(カワサキ)を抜いて2番手に浮上し、トップを走る横山遥希(カワサキ)を追走。レース序盤、大城は横山に対して4秒ほどの差をキープし、接近のチャンスをうかがいました。

しかし、レースが中盤に入ると大城のラップタイムがやや落ち、これで横山との差が少しずつ拡大。後続に対しては序盤の5周で10秒以上のアドバンテージを築いていたことから、最終ラップに転倒してもなお追い付かれることはありませんでしたが、大城は15周のレースを悔しさの残る2位でゴールしました。

●ヒート2
大城はスタートで出遅れましたが、スタート直後の混戦で巧みに順位を上げ、オープニングラップを5番手でクリアしました。2周目には中島漱也(ヤマハ)、3周目には大木汰一(カワサキ)をパスして3番手に浮上した大城は、この段階で2番手に対して約6.5秒のビハインド。それでも、懸命に前を追い続けました。

ところがレース中盤、数周にわたって大城のタイムが落ち、これで2番手との差が拡大。さらに、10周目に大倉由揮(ヤマハ)が4番手に浮上すると、この段階で約7秒あった大城のリードは、徐々に削り取られてしまいました。そして最終ラップは両者が接近戦になりましたが、ここでペースアップした大城が3位を守りました。

コメント

大城魁之輔(2位/3位)
IA2 大城魁之輔「リザルトとしては今季ベストではあるのですが、優勝に届かなかった悔しさのほうが大きいです。特にヒート1は、チャンスがあったと思います。横山選手を追走しながら、なんとか勝負を仕掛けられる距離に入りたいと思っていましたが、結果的には近づくことができませんでした。ヒート2はスタートで少し出遅れ、追い上げの間にトップ2台を逃がしてしまいました。実はサインボードの位置が見つからず、周回数が分かっていなかったので、大倉選手が近づいてきてからはメンタル的にきつかったのですが、コントロールラインでL1ボード(残り1周のサイン)が出たので最後はスパートしました。次は早くも今季最終戦ですが、とにかく今はヒート優勝が欲しいです」

リザルト

ヒート1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11横山遥希カワサキ1533'42.936
236大城魁之輔Honda15+00'18.639
331大倉由揮ヤマハ15+00'22.153
439内田篤基スズキ15+00'26.065
501中島漱也ヤマハ15+00'31.512
652岸桐我ヤマハ15+00'35.973
747西條悠人カワサキ15+00'39.072
8912小川孝平カワサキ15+00'42.231
942大木汰一カワサキ15+00'43.222
1060池田凌スズキ15+00'44.908
11954石浦諒Honda15+00'52.320
 
1835鈴村英喜Honda15+01'33.220
1943森優介Honda15+01'35.768
RT06近藤雄紀Honda10DNF

ヒート2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11横山遥希カワサキ1533'40.533
239内田篤基スズキ15+00'15.609
336大城魁之輔Honda15+00'19.893
431大倉由揮ヤマハ15+00'21.593
552岸桐我ヤマハ15+00'43.177
641浅井亮太ヤマハ15+00'48.597
740川上龍司ヤマハ15+00'51.046
847西條悠人カワサキ15+00'53.975
9954石浦諒Honda15+00'55.536
1045神田橋瞭カワサキ15+01'05.026
1135鈴村英喜Honda15+01'06.580
 
RT06近藤雄紀Honda8DNF
RT43森優介Honda3DNF

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
11横山遥希カワサキ 151
2 36大城魁之輔Honda 120
3 31大倉由揮ヤマハ 108
4 41浅井亮太ヤマハ 106
5 47西條悠人カワサキ 95
6 39内田篤基スズキ 89
7912小川孝平カワサキ 86
8 40川上龍司ヤマハ 78
9 60池田凌スズキ 72
10 931 平山力 カワサキ 60
14 954石浦諒Honda 55
16 35鈴村英喜Honda 49
21 43森優介Honda 21

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