コメント

畑尾樹璃(LADIES・優勝)
「昨年からチームがある埼玉県に住んでいますが、出身は熊本県で、HSR九州は幼いころから走ってきたコースです。今季開幕戦は2位だったのですが、トップとの差はフープスにあると感じていたので、ここしばらくは実家に戻り、だれよりもフープスを速く走れるよう練習を重ねてきました。コースの後半セクションには以前と同じ路面が残されていますが、ここは雨が降ると非常に滑りやすく、走り慣れた自分にとっては、決勝レース前に雨が降ってマディに近い状態となったことも有利に働いたと思っています。シーズン前半戦はとてもいい状態で終われたので、好調をキープして、後半戦はスタートからもっと後続を引き離せるようにしていきたいです」

竹内優菜(LADIES・2位)
「予選レースではスタートが非常に悪かったので、決勝は土質のことなどを考えて走りを改善したところ、まずまずの位置を確保することができました。地元出身の畑尾選手がトップに立ったので、一度は追ってみたのですが、何度もクラッシュしそうになり、その後さらに畑尾選手がペースを上げたので、悔しいですが今回は勝てないと感じました。直前までの雨により予想以上に路面状態が悪くなっていて、ドライなら畑尾選手に勝てる自信もあっただけに残念です。とはいえ、同じコースの今季開幕戦では、原因不明のパンクでリタイアという結果だったので、九州のファンに最後まで自分の走りをみてもらえたことはうれしく思っています」

川井麻央(LADIES・3位)
「スタートを完全にミスしてしまい、厳しい展開でした。レース中のペースは悪くなかったと思うのですが、最初に出遅れたことで畑尾選手と竹内選手には逃げられてしまい、不完全燃焼のまま終わってしまったというイメージです。チームメートの畑尾選手はチャンピオン争いの相手でもありますが、やはりとても速く、レース序盤で捉えておかないと逃げられてしまうということを、あらためて痛感させられました。関東選手権にも250ccのマシンで出場しているので、まずは来週に開催されるそちらのレースで好成績を狙い、その後は全日本のシーズン後半戦に向けてマシンの仕様を見直して、ランキングトップを守る畑尾選手にそろそろ逆襲したいです」