コメント

竹内優菜(LADIES・優勝)
「ようやく今季初表彰台。なおかつ優勝することができました。このコースは地元から近いわけではないのですが、応援してくれるファンの方々がたくさんいて、まるでホームコースのような気持ちでいます。得意なコースでもあり、なおかつ声援に力をもらえるので、絶対に勝てるという強い気持ちで決勝に臨むことができました。前戦が終わってから時間は短かったのですが、トレーナーさんについてもらってトレーニングも重ねてきたので、不安要素はゼロでした。今シーズンの序盤は、パンクや転倒などで成績が振るわず、すでにチャンピオン争いは厳しい状況ですが、昨年同様この中国大会での優勝で流れを引き寄せ、シーズン最多勝を狙っていきます」

畑尾樹璃(LADIES・2位)
「このコースはこれまで、調子がよすぎて転んだり、うまく噛み合わなかったりすることが多く、どんなに成績がよくても2位止まりだったのですが、またしても2位になってしまいました。今回は、スタートで出遅れてしまったのが一番の敗因。1周目のコントロールラインを9番手で通過したとき、あまりに後ろだったので自分でもびっくりしました。とはいえトップの竹内選手以外は連なっていたのですが、自分の中ではパッシングポイントが1カ所しかない状態。同じ場所で2～3台を抜くことができたのですが、それ以外の抜きどころが見つけられず、2番手に浮上したときにはすでにトップと大差がついていました。次戦は地元の九州大会なので、勝ちたいです」

川井麻央(LADIES・3位)
「スタートの反応は悪くなかったのですが、S字状になっている最初のコーナーに進入する際に少し引いてしまい、かなりの台数に先行されてしまいました。このコースには苦手意識があり、昨年もうまく走れずに転倒。その悪いイメージが自分の中に残っていたので、今回は落ち着いて走ることを心がけました。その結果、冷静に走ることはできたと思いますが、ライバルを抜くということに関しては、あまりうまくできませんでした。今後の練習で、パッシングの技術も磨いていきたいと思います。とはいえ、今季はこれまで安定して上位に入ることができているので、その点については昨年より成長できていると自負しています」