ヒート1、Honda勢は児玉伯斗(Marusan Racing)が4番手、奥村海(スクーデリア オクムラ with ITOMO)が5番手で1周目をクリア。しかし奥村は2周目に転倒して、23番手まで順位を下げてしまいました。レース序盤、児玉は2番手の手操将志(スズキ)に肉迫。しかし手操を攻略できずにいると、レース後半となる6周目で転倒。5番手にポジションを落としました。

レースに復帰した段階で、児玉は3台による2番手集団のすぐ背後につけていましたが、転倒後はペースが上がらず。最終的に6位でゴールしました。Honda勢でトップ10に食い込んだのは2台で、倉持陵生が1周目で12番手と出遅れながらも、2周目に順位を一気に4つ上げて8位。奥村は、11番手まで追い上げたところで再び転倒を喫し、23位に終わりました。

ヒート2は、Honda勢では児玉が5番手、奥村が6番手、倉持が再び出遅れて12番手でオープニングラップをクリア。しかし奥村は、ヒート1の転倒による身体のダメージからペースが上がらず、徐々に後退して18位でレースを終えました。児玉は、2周目にトップの手操が転倒したことで一つ順位を上げると、3周目には佐々木麗(ヤマハ)や上岡聖志朗(カワサキ)と僅差の2番手争いを繰り広げました。

そして4周目、児玉は集団の中で上岡を抜いて3番手に浮上。さらに、佐々木の背後に迫りました。ところが6周目、ヒート1に続いて転倒。これで5番手まで順位を落とすことに。それでも児玉は、レース終盤にかけて粘りの走りを続け、11周のレースを5位でチェッカー。両ヒートの総合でも5位となりました。また倉持は、ヒート2のリザルトは11位でしたが、総合7位に食い込みました。