コメント

川井麻央(LADIES 優勝)
「練習走行の段階から調子がよく、予選もトップでクリアできたので、決勝に向けて自信はありました。その決勝では、マシンのパワーにも助けられてスタートが決まり、すぐにトップに立ってからは、ミスなく走れたと思います。途中で、後ろが離れていくのが分かったので、初めての全日本優勝ですが、これが気持ちの余裕にもなったと思います。今年は同じチームに畑尾(樹璃)選手が加入しました。とても速いライダーなので、勝ちたいという気持ちが強くあり、それがいい方向に働いていると思っています。とりあえず1勝できましたが、もっと多くの方々に、私の名前と走りを覚えてもらえるよう、次からもトップを狙っていきたいです」

竹内優菜(LADIES 2位)
「スタートで少し出遅れて3番手に浮上してから、安原(さや)選手の後ろを走りました。いつでも抜けるくらいに、自分のスピードが余っているような状態だったのですが、ベストラインが一つしかないコース状況で、リスクを背負ってほかのラインを試す気持ちにはなれませんでした。私が目指すのは、あくまでもチャンピオン。特にレース中盤以降は、優勝した川井選手がかなり逃げていたこともあり、ここで転倒でもしてポイントを大きく取りこぼしたくないと思いました。イケイケで攻めていくのも大事だと思いますが、自分はそれで何度も散っているので、今年はそういう気持ちを抑えて走ることに集中しています。ですが次戦は、勝ちます」

勝股七海(LADIES 6位)
「今回の決勝レースは、スタート直後に隣のライダーと接触して出遅れたこともあって、追い上げのレースになってしまいました。事前練習では本当に調子よく走れていたのですが、出遅れたことで焦ってしまい、自分の走りができませんでした。安原選手が2番手で後ろのライダーを抑えていたので、本当は、そのすきに自分も上位争いに加わらなければならなかったと反省しています。Hondaの4ストマシンなら、スタートは絶対に出られると信じていたので、それが崩れてしまったときに、うまく対処できませんでした。次戦は、コースに変更があったようなので、事前テストにも行って、マシンを合わせてもらう予定です」