第7戦東北大会が、例年どおり7月第3週の3連休に開催された。会場はこれまでと同じ、岩手県最南部にある藤沢スポーツランド。路面が軟らかめで、いくつものアップダウンや大きなテーブルトップジャンプなどが特徴のハイスピードコースだ。
梅雨明けのタイミングから、雨か快晴のどちらかになることが多い東北大会。今年は後者で、両日とも夕方や夜に降雨があったが、日中は晴天に恵まれた。夏らしい晴天となったことで、気温は30℃を超えるまで上昇。特に決勝日の午後は、立っているだけでも汗が出るほどの状態で、ライダーばかりか観客にとってもタフなコンディションとなった。
増田一将
福留善秀
平田優
深谷広一
深谷広一
益春菜
益春菜
▼IA1(450/250)ヒート1
オープニングラップを、DREAM Honda RT Masudaの増田一将が5番手、DREAM Honda RT Fukudomeの福留善秀が7番手でクリア。他車と接触して転倒したDREAM Honda RT Hirataの平田優は、16番手からの追い上げレースとなった。2周目、福留は釘村太一(ヤマハ)をパスして6番手に浮上。平田も13番手まで順位を上げた。
3周目以降、増田までの5台が、縦に長いトップ集団を形成。増田は、直前を走る田中教世(カワサキ)を猛追した。6周目、トップを走っていた新井宏彰(カワサキ)が転倒し、5番手に後退。これにより増田は、4番手に順位を上げ、前を走る3台を追った。
レース中盤、6周目には7番手までポジションアップと、快調な追い上げを続けていた平田が、パンクしたリアタイヤを交換するためにピットイン。さらに福留が、マシントラブルでリタイアになった。増田は、レース終盤まで田中を追走。しかしわずかに及ばず、4位でチェッカーを受けた。平田は19位で完走した。
▼IA1(450/250)ヒート2
増田はスタートでやや出遅れ、1周目を6番手でクリア。これに福留、さらに田中をはさんで平田が続いた。2周目、5番手を走っていたHRF TEAM HAMMERホンダ学園の高濱龍一郎が後退したことで、増田は5番手に浮上。しかし福留は、田中に抜かれてしまい7番手のまま。さらに平田は、転倒を喫してそのままリタイアになってしまった。
レース序盤、増田は早くからトップ争いに加わろうと試みたが、逆に前を走る4台に離されかけ、田中の追撃を受ける苦しい展開。しかし、トップ4台がバトルを繰り広げていたこともあり、レース中盤になってもトップ集団から大きく引き離されることなく周回を続けた。
7番手をキープしていた福留は、再びマシントラブルにより後退した。レース終盤、トップ集団から脱落して4番手になった成田亮(ヤマハ)に、増田が接近。しかし、ややパッシングに手間取り、この間にトップ3台を逃がしてしまった。これにより増田は、再び4位になった。福留は13位でチェッカーを受けた。
▼IA2(250/125)ヒート1
HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの深谷広一が好スタートを決めると、直後に小島太久摩(ヤマハ)を抜いてトップに浮上。さらに、深谷のチームメートの星野優位が、3番手で1周目をクリアした。レース序盤、深谷は小島の追撃を受けるが、トップの座を死守。星野はこの2台からやや遅れ、3台による3番手争いの先頭を走った。
レース中盤、星野は勝谷武史(カワサキ)、島崎大祐(スズキ)に抜かれてしまい、5番手に後退。その後、単独の5番手走行となった。一方の深谷は、レース終盤になってもトップをキープ。しかし、ついに小島に抜かれると、さらにラスト2周で勝谷にもパスされてしまい、3位での表彰台登壇となった。星野は最後まで粘り、5位に入賞した。
▼IA2(250/125)ヒート2
予選から好調な走りを見せ、決勝ヒート1でも5位に入賞した星野が、スタート直後のストレートで、他車の転倒に巻き込まれて激しく転倒。星野は、トップから1周近く遅れて再スタートした。深谷は、このヒートでも好スタートを決め、1周目を2番手でクリア。3番手を走る勝谷のアタックをかわしながら、トップの小島を追った。
しかし深谷は、思うようにペースが上がらず、4周目で3番手に後退。この段階で、トップ3がヒート1のゴール順と同じになった。レース中盤以降も、深谷は前の2台に引き離される苦しい展開。しかし、4番手以降の選手もペースが上がらず、単独走行の3番手をキープした。17周を走りきり、再び3位表彰台に上がった。星野は20位でゴールした。
▼レディース
ホールショットを奪ったのは、HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの益春菜。これに、オープニングラップで順位を上げたTEAM HAMMERの山本泉が続き、CRF150Rの1-2態勢でレースがスタートした。しかし2周目、山本は安原さや(ヤマハ)に抜かれてしまい、3番手に後退。益はレース序盤から、積極的に後続を引き離していった。
4周目、山本は鈴木沙耶(スズキ)に抜かれ、4番手にポジションダウン。6周目には邵洋子(スズキ)にもパスされた。しかし7周目には、邵が転倒により後退。これで山本は再び4番手になった。一方でトップを走る益は、最後まで攻めの姿勢を貫き、トップを快走。そのままチェッカーを受け、今季3勝目を挙げた。山本は4位に入賞した。