Honda | モータースポーツ | 全日本モトクロス

　前年同シリーズ年間2位を獲得した辻健二郎がIA250に参戦することになり、今季は前年同様、芹沢直樹(TEAM HRC)がCRF250Rで参戦した。前年、芹沢は第7戦で転倒してケガを負い、最終戦まで戦線を離脱。第6戦までは総合2位だっただけに、悔やまれる結果となった。その悔しさをバネに、今季の芹沢は積極的な戦いでコンスタントにポイントを重ねる。その結果、前年の6位を上回る年間ランキング4位を獲得した。第1戦ではヒート1で6位、ヒート2で10位と本来の力を発揮できなかったものの、操安性向上と低速から中速のトルクアップを図ったツインエキゾースト(2本出しマフラー)を採用した第3戦から調子を上げ、ヒート1で3位を獲得。そして、第5戦のヒート1では後続を寄せ付けないレースで今季初優勝を決めた。第6、7、8戦のヒート2でも2位を獲得するなど、その後も粘り強いレース展開で、終始上位に食い込む成績を収めた。年間タイトルは、中村友則(カワサキ)が獲得した。


	芹沢直樹は、第6戦での3位／2位以降もポイントを重ね、年間ランキング4位となった

順位	ライダー	マシン	総合	1		2		3		4		5		6		7		8		9		10
順位	ライダー	マシン	総合	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2	H1	H2
1	中村友則	カワサキ	402	16	22	20	20	25	15	22	25	22	15	18	20	14		25	25	25	25	25	23
2	福留善秀	スズキ	371	22	25	25	25	22	25	5	16	7	20	25	25	15	25	22	15	22		21	9
3	出原忍	ヤマハ	341	25	20	22	13	18	9	14	10	20	18	13	12	20	16	12	18	18	22	16	25
4	芹沢直樹	Honda	317	15	11	15	15	20	18	16	18	25	12	20	22		22	20	22	16	16	14
5	北居良樹	スズキ	309	20	18	16	18	15	22	18	20		10	22	10	11	18	14	20	11	15	13	18
6	深谷広一	Honda	249	10	6	14	8	16	13	25	22	5	22	12	18		11	7	10	12	20	4	14

10	鈴木友也	Honda	176	13	8	8	14	11	16		9		14	11	16	13	12	15				6	10
19	佐合潔	Honda	71			9		5		9	6	8	5	5	7	8		9
24	星野優位	Honda	49							10						2	7		9	8			13
25	小方誠	Honda	45																			17	28
28	中掘敏宏	Honda	36															10		3	13	10
29	杉尾寿城	Honda	34													6	1	8	3	6	10
30	伊藤昌弘	Honda	31							3	1					5	4	3	6		9
35	藤本常勝	Honda	21									2				7	6						6
47	杉本高規	Honda	1									1

1	4/11	近畿・名阪スポーツランド
2	4/25	関東・水戸
3	5/9	中国・世羅グリーンパーク弘楽園
4	5/23	九州・HSR九州
5	6/6	東北・スポーツランドSUGO

6	7/4	北海道・わっさむサーキット
7	7/18	東北・藤沢スポーツランド
8	9/5	近畿・名阪スポーツランド
9	10/10	中国・世羅グリーンパーク弘楽園
10	10/31	日本GP・スポーツランドSUGO

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