Honda | モータースポーツ | 全日本ＧＴ選手権

　ツインターボの新エンジンを搭載した今季のHonda NSX-GT。2002年ランキング2位のEPSON NSXの松田次生が、2003年からコンビを組んだアンドレ・ロッテラーとともに念願の初タイトルを目指す。開幕戦は新しいセッティングに苦戦しながらも10位で完走。第2戦は天候が定まらず、波乱の展開となったが、4位入賞を果たした。また、Honda NSX-GT勢は3台ともポイント獲得と、着実なステップアップを見せた。その後もEPSON NSXは第3戦で9位、第4戦は6位と毎回ポイントを重ねる。迎えた第5戦、予選8番手のEPSON NSXはロッテラーの果敢な走りでトップを奪う。松田と交代後、一時は2位となるも冷静な走行で再びトップに浮上し、そのままチェッカーを受けた。これは、Honda NSX-GT勢にとって2003年のもてぎ戦以来となる優勝だった。第7戦でも5位入賞を果たしたEPSON NSXはランキング8位を獲得。新たなマシンに試行錯誤しながらも、Honda NSX-GTは来シーズンに向けてさらに開発を進める。


	EPSON NSXの#32松田次生/A.ロッテラー組は、第5戦で優勝。ランキング8位でシーズンを終えた

順位	No.	ドライバー	総合	1	2	3	4	5	6	7
1	1	本山哲/R.ライアン	73	21		12		14	22	4
2	39	J.デュフォア/A.クート	61	13		21	4	5	15	3
3	6	脇阪寿一/飯田章	57	15	2		15	16	9
4	3	金石年弘/E.コマス	50	5	5	9	15	4		12
5	38	立川祐路/荒聖治	45	7	22	4		1	3	8
6	37	J.コートニー/片岡龍也	44		12	7	7	8	5	5

8	32	松田次生/A.ロッテラー	42	1	8	2	5	20		6
13	100	中野信治/加藤寛規	9		3		1	2	1	2
14	18	道上龍/S.フィリップ	6			3	3
15	8	金石勝智/伊藤大輔	2		2

順位	No.	チーム	総合	1	2	3	4	5	6	7
1	1、22	NISMO	98	23	1	12	22	14	22	4
2	36、37	TOYOTA TEAM TOM'S	64	7	12	7	9	8	5	15
3	39	TOYOTA TEAM SARD	61	13		21	4	5	15	3
4	6	ESSO TOYOTA Team LeMans	57	15	2		15	16	9
5	3	ハセミモータースポーツ	50	5	5	9	15	4		12
6	38	TOYOTA TEAM CERUMO	45	7	22	4		1	3	8

7	32	EPSON Nakajima Racing	42	1	8	2	5	20		6
11	100	チーム国光 with MOONCRAFT	9		3		1	2	1	2
12	18	童夢レーシングチーム	6			3	3
13	8	AUTOBACS RACING TEAM AGURI	2		2