ポイントリーダーのトニー・ボウが地元大会へ臨む

スペイン・バルセロナのサン・ジョルディ・スタジアムで、Xトライアル世界選手権の第4戦が開催されます。Repsol Honda Teamのトニー・ボウは、地元の大観衆の前で、ポイントリーダーの実力を示そうと意気込んでいます。

ボウは、前戦のフランス・ポー大会で2位となり、5年間に及ぶ28連勝という記録が途切れてしまいました。それだけに、再び表彰台の真ん中に返り咲くとともに、ランキング首位の座をさらに盤石なものにすべく、今大会に臨みます。

バルセロナのコースは、伝統的に難易度が高く、ライダーとマシンの双方に高い技術レベルが求められます。地元大会となるボウはだれよりもこのコースを知り尽くしており、サン・ジョルディでの圧勝が期待されています。

また、ルーキーのハイメ・ブストが、主催者によるワイルドカードとして今大会に出場。Repsol Honda Teamのライダーとして臨む初の大会です。バスク出身のブストは、ジュニア世界選手権でチャンピオンを獲得。初めてのXトライアル挑戦となります。

コメント

トニー・ボウ
「バルセロナは選手権の中で最も歴史が長く、特別な大会ですから、楽しみにしています。アダム・ラガ選手をはじめ、ライバルたちは非常に調子がよく、厳しい戦いになると思いますので、今大会に向けては、特に力を入れて準備をしています」