2014年10月25日(土)
予選
会場:セパン・サーキット
天候:晴れ
気温:35℃
コースコンディション:ドライ
FP1 | FP2 | FP3 | FP4 | QP | Race | Standing | |
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マルク・マルケス | 4th | 2nd | 3rd | 1st | 1st | - | - |
ダニ・ペドロサ | 1st | 3rd | 1st | 2nd | 2nd | - | - |
10月25日(土)、第17戦マレーシアGPの予選は、2年連続でライダーズタイトルを獲得しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、昨年の大会で自身がマークした2分00秒011をブレイク。1分59秒791のサーキットベストタイムで、今季13度目のポールポジション(PP)を獲得しました。前戦オーストラリアGPで、マルケスは12度目のPPを獲得。ミック・ドゥーハン(1997年)、そしてケーシー・ストーナー(2011年)がマークした、シーズン12度の最多PP記録に並びました。今大会は、新記録樹立に期待が寄せられていましたが、その期待に見事に応える快走でした。
3回目のフリー走行では、マルケスはセットアップにやや手こずって3番手でした。その後、予選前に行われた4回目のフリー走行では転倒を喫しましたが、転倒後にセットアップが進んだというマルケスは、そのセッションでトップタイムをマーク。続く予選では、真っ先に1分59秒台をマークする快走を披露しました。この日は最高気温が35℃という猛暑。その中でスーパーラップを叩き出し、ライバルたちを圧倒する格好でした。
そのマルケスに続いたのが、過去2年、マレーシアGPで2連覇しているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)でした。3回目のフリー走行ではハイアベレージでラップを刻んでトップタイムをマークし、大会3連覇に向けて大きく前進。予選では、マルケスのタイムにわずかに届きませんでしたが、マルケスに続いて1分59秒台に入れるすばらしい走りで、Repsol Honda Teamは今季4度目の1-2グリッドとなりました。
マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
「今日は気温がとても高く、タイムを出すのが難しいコンディションでした。しかし、ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。タイムは期待以上でした。今日はセットアップが大きく進み、とても満足しています。明日のレースがドライになることを願っています。今大会はダニがとても強く、優勝候補の筆頭だと思います。すばらしいペースで走っているので、明日の決勝は、オープニングラップから彼と戦えるように準備したいです。今回は13度目のポールポジション獲得となり、シーズン最多記録を更新できてうれしいです。ポールポジションを獲得しても、ポイントが加算されるわけではないので、それほど重要なことではないのかもしれません。一周の速さで争われるものですし、レースで1番になれるという意味でもありません。すばらしい記録を達成できましたが、明日の決勝でしっかり結果を残せるようにがんばります」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「いい予選セッションになりました。すばらしいタイムを出せました。今日の気温においては、通常は出せるタイムではなかったと思います。タイヤのグリップはそれほどありませんでした。明日の決勝は、いい結果を出したいです。過去の2レースがあまりいい結果ではなかったです。今回はいいレースができるようにがんばります。また、チャンピオンシップで2位を獲得するためにも、いいリザルトが必要です。明日は、雨が降っても晴れても、100%でプッシュするつもりです」
2014.10.25
Marquez take 50th career pole and new Sepang record with Dani in secondRepsol Honda’s Marc Marquez and Dani Pedrosa have qualified first and second for tomorrow’s Malaysian GP, their fourth 1-2 of the 2014 season.