HONDA The Power of Dreams

パオロ・セッシ選手は、バイクに乗り始めたのが16歳と遅いスタートで、家族の中には誰もバイク競技の経験者がいないという環境ながら、すばらしい成長を重ねてきました。
父親が四輪のラリードライバーだったことから、カートレースに参加していたセッシですが、16歳のときにおじが使っていたPuch125(プフ125)でエンデューロのトレーニングを開始。その3年後には地域選手権のユースクラスを制します。
その後ラリーへ転身すると、めざましい活躍をみせ、イタリア国内選手権で14のタイトルを手にしたほか、多くの国際レースで表彰台に登壇。これまで4度参戦したダカールラリーでは、すべて20位以内でフィニッシュしています。また、2009年のクロスカントリーラリー世界選手権では、ファラオラリーで優勝し、年間成績でも総合2位に輝きました。
2015年はアルバニアラリーを制したほか、ダカールラリーでは14位で完走を果たしています。