Round07イギリスイギリス

FIA-F2 決勝・レース2

2018年7月8日(日)

会場:シルバーストーン・サーキット

12番手スタートの牧野は11位でフィニッシュ
福住はマシントラブルで、スタートできずリタイア

朝から好天のシルバーストン・サーキットで、F2シリーズ第7戦のレース2が行われました。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は6列目12番手から、レース1でリタイアとなった福住仁嶺(BWT Arden)は最後尾の20番手からのスタートです。

午前9時20分、気温23度、路面温度32度のコンディションのなか、セーフティカー先導でフォーメーションラップがスタート。このレースまで、安全上の特別措置でローリングスタートとなります。福住はマシントラブルでグリッドからスタートできず、ピットへ戻され、そのままリタイアとなりました。

スタートで牧野はポジションをキープしましたが、2周目に後続にパスされ13番手にポジションを落とします。その後、レースは硬直化し、牧野は前車との差を詰めながらも抜けない状態が続きました。レース終盤、タイヤの状態に差が出て、ポジション争いが激しくなります。15周目に、アクシデントでコースオフするマシンが出たため、牧野は12番手にポジションアップ。そして、20周目に前車をパスした牧野は11番手となり、チェッカーフラッグを受けています。

F2第8戦はハンガリー、ハンガロリンクで、7月27日(金)~7月29日(日)に行われます。

コメント

牧野任祐選手(レース2・11位)
「何も起きなかったです。淡々と走り続けました。とにかく抜けないですね。ストレートの伸びがないのは相変わらずですが、コースレイアウト的にも抜けない。何度かチャンスがあって、DRSを使ってスリップに入れても横に出てからのもうひと伸びがない。並ぶけど、先行できない状態でした。最後に前をパスして、単独走行になってからはペースはよかったので、それはよかったです。リアタイヤは最後に少し落ちましたが、全体的にはうまく持たせられたと思います。レース1もバーチャルセーフティカーの位置などで不利がなければ、8位入賞はできたと思います。そうすればレース2は先週ほどタイヤも落ちなかったので、期待した結果が出せたと思います。レースペースは、今シーズンでは一番満足できるレースでした。そういったポジティブな部分もあるので、収穫のある週末で、手応えを感じることができました。これまでは、レースペースが課題でしたから。自分の走りは全般的に、毎戦よくなっていると思います。次のハンガロリンクは、昨年もレースで走っているので楽しみです」

福住仁嶺選手(レース2・リタイア)
「ピット前を通過して、もう1周してグリッドに付いた時点で『ラジエターに穴が開いている』と言われました。ありえないです。『水温が上がっているから、もう走るな』と。今週末は、レースをしないまま終わりました。レース1の電気系のトラブルは、壊れているところを見つけてパーツを交換したようですが、エンジンの遅さも改善されないままでした。フリー走行や予選で、あそこまでタイム差が出るのもありえない。チームもさすがに、モノコック自体がおかしいんじゃないかと、気付き始めているようですけど、周囲は結果しか見ませんからね。それでも、自分ができることは、まだまだあると思います。それは続けて行くし、あきらめないです」

リザルト

レース2

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム/差
111M.ギュンターBWT Arden2137'09.802
28G.ラッセルART Grand Prix21+0.520
319L.ノリスCarlin21+2.504
41A.マルケロフRUSSIAN TIME21+9.924
520L.デレトラスCharouz Racing System21+12.005
614L.ギオットCampos Vexatec Racing21+13.051
 
112牧野任祐RUSSIAN TIME21+19.632
RT12福住仁嶺BWT Arden0DNS

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー チーム 総合ポイント
18G.ラッセルART Grand Prix170
219L.ノリスCarlin133
35A.アルボンDAMS115
4 1A.マルケロフRUSSIAN TIME110
521A.フォコCharouz Racing System97
618S.カマラCarlin86
 
162牧野任祐RUSSIAN TIME18
1912福住仁嶺BWT Arden6

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