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佐藤琢磨がマレーシアGP欠場
2005年3月19日
2005FIA F1世界選手権シリーズ第2戦マレーシア
■ 開催地:マレーシア
■ サーキット:セパン・サーキット(5,543m)
■ 決勝:3月20日(日曜日)

 Lucky Strike B・A・R Hondaドライバーの佐藤琢磨が体調不良のため、明日のマレーシアGP決勝レースには出走しないことになった。

 佐藤は昨晩、発熱のためセパン・サーキットにあるメディカルセンターで治療を受け、体調は回復に向かったものの、今朝になって発熱が再発した。

 マレーシアGPは、その高温によってドライバーの身体に対する負担が大きいこともあり、ドクターは本人とチームに対し、大事をとって今回のレースへの欠場をアドバイスしたが、それにしたがって出走を見合わせることを決定した。

 佐藤琢磨の代わりとして、サードドライバーのアンソニー・デビッドソンが、土曜日のフリー走行から、明日の決勝レースを含め出走する。


佐藤琢磨選手の病状について (3月19日現地時間12:00発表)

 Lucky Strike B・A・R Hondaドライバーの佐藤琢磨が体調不良のため、マレーシアGPを欠場することになったが、検査を受けた結果、佐藤選手の発熱の原因がウイルスによるものだということが判明した。発熱はまだ下がらず、この週末は休息をとることになった。

佐藤琢磨
「このレースに備えてハードなトレーニングを続けてきただけに、言うまでも無く、とにかく残念で仕方ありません。ドクターとチームと自分の体調について話をし、このようなハードなレースに出場するのは適切でないという彼らのアドバイスを受け入れることにしました。この機会に、アンソニーには是非とも頑張って欲しいと思います。今週末は、ドクターのアドバイスに従い、十分に休息を取り、次のバーレーンGP出場を楽しみにしています」

アンソニー・デビッドソン
「まずは1日も早い、琢磨の回復を願っています。欠場しなければいけない辛さは良く分かります。残念な反面、自分にとってここセパンでのB・A・R Hondaでのレースデビューを楽しみにしています。レースドライバーにとって、ここマレーシアはとてもハードなレースですから、明日のレースは自分にとって大きなチャレンジになるでしょう。しかし、サードドライバーの役割は、このような事態に備えることなので、心身共に準備万端です。今朝のフリー走行では、十分に走り込めました。ラップタイムとマシンのバランスには満足しています。ベースラインが出来たので、明日は一所懸命頑張ります」

ニック・フライ B・A・R Honda代表
「この時点でのドライバー交代は、言うまでも無く全く理想的なことではない。しかし琢磨のこの体調では、こうするのが最善の策だ。とても残念ではあるが、琢磨の早い回復を望んでいる。しかしながら、我々にはアンソニー・デビッドソンが控えているので心強い。彼はサードドライバーとしての役割を完璧にこなし、このような時のための備えは万全だ。このような暑さと高い湿度の状態はタフなチャレンジとなると思うが、レースに向けて良いスタートを切れており、彼が我々チームのために素晴らしい仕事をすると確信している」

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