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October 9/10/11 2015 2015 Formula 1 Russian Grand Prix
ロシアGP
Hondaは、FIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の第15戦ロシアGP(開催地:ソチ、10月9日~11日)に向けて準備を進めています。今大会のサーキット情報や、今週末のレースの見どころなどをレポートします。
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者 「ここ、ソチはHondaにとって全く初めてのサーキットとなり、パワーユニットのデータ設定も一から行うため、チャレンジングな週末となることが予想されます。 このサーキットは近代的でユニークであり、ラップの前後半で特徴が異なります。前半では、ターン2に入るまでの長いストレートで各マシンがフルスロットルとなり、サイド・バイ・サイドでのオーバーテイクが行える区間となります。後半では、中低速コーナーが連続し、マシンが左右に揺さぶられるため、パッケージ全体のバランスが試されます。このようなレイアウトはパワーユニットへの要求が高く、シャーシやドライバーの特性を活かしながら、コース上でのデプロイのタイミングをバランス良く配置する必要があります。 チーム一体となって、マシンのバランスを作り上げることに専念し、日曜日のレースに向けての準備を進めます」
レース日時: 10月9日(金): フリー走行1 10:00~11:30(日本時間 16:00~17:30) フリー走行2 14:00~15:30(日本時間 20:00~21:30) 10月10日(土): フリー走行3 12:00~13:00(日本時間 18:00~19:00) 予選 15:00~16:00(日本時間 21:00~22:00) 10月11日(日): 決勝レース 14:00~(日本時間 20:00~) ※決勝レースは53周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了 サーキット情報: サーキット名: ソチ・オートドロム 所在地: ソチ コース全長: 5.848km 周回数: 53周 トップスピード: 時速332km 特徴: 2014年が初レースとなったソチ・オートドロムは、レース専用コースと、市街地コースを組み合わせたユニークなサーキット。完全な市街地コースのモナコやシンガポールとは異なり、市街地部分の路面もスムーズでグリップ力が高い上にタイヤの磨耗も少なく 、昨年のレースはピットストップ無しでフィニッシュを迎えることも可能だった。2年目となる今年は、経年変化によってグリップ力が低下していると予想され、さらにはピレリもタイヤのコンパウンドを一つずつ柔らかい仕様を持ち込むことから、レース展開が変わる可能性が高い。サーキットの形状は、2つの長いストレートを数々の90度コーナーがまとめるというデザインとなっており、高速でオリンピックパークの中を駆け抜ける前半戦と中低速の後半戦に分かれている。全体的にサーキットの幅は広く、ストレート区間ではマシンごとに異なるラインを取り、コーナーでのブレーキングにてオーバーテイクが可能となっている。中盤から後半にかけては少し路面幅が狭まり、中低速コーナーの連続による接近戦が続くこととなる 気候: ソチは、黒海に面したリゾート地であり、10月でも20℃ 前後と比較的暖かい気候だが、海岸と山脈に挟まれる変わりやすい天気には注意が必要。 2014年優勝者: ルイス・ハミルトン(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム) 2014年ファステストラップ: バルテリ・ボッタス 1分40秒896(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング) ラップレコード: 1分40秒896 (2014年、バルテリ・ボッタス、ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング) ※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「ここ、ソチはHondaにとって全く初めてのサーキットとなり、パワーユニットのデータ設定も一から行うため、チャレンジングな週末となることが予想されます。
このサーキットは近代的でユニークであり、ラップの前後半で特徴が異なります。前半では、ターン2に入るまでの長いストレートで各マシンがフルスロットルとなり、サイド・バイ・サイドでのオーバーテイクが行える区間となります。後半では、中低速コーナーが連続し、マシンが左右に揺さぶられるため、パッケージ全体のバランスが試されます。このようなレイアウトはパワーユニットへの要求が高く、シャーシやドライバーの特性を活かしながら、コース上でのデプロイのタイミングをバランス良く配置する必要があります。
チーム一体となって、マシンのバランスを作り上げることに専念し、日曜日のレースに向けての準備を進めます」
レース日時:
10月9日(金):
フリー走行1 10:00~11:30(日本時間 16:00~17:30)
フリー走行2 14:00~15:30(日本時間 20:00~21:30)
10月10日(土):
フリー走行3 12:00~13:00(日本時間 18:00~19:00)
予選 15:00~16:00(日本時間 21:00~22:00)
10月11日(日):
決勝レース 14:00~(日本時間 20:00~)
※決勝レースは53周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報:
サーキット名: ソチ・オートドロム
所在地: ソチ
コース全長: 5.848km
周回数: 53周
トップスピード: 時速332km
特徴: 2014年が初レースとなったソチ・オートドロムは、レース専用コースと、市街地コースを組み合わせたユニークなサーキット。完全な市街地コースのモナコやシンガポールとは異なり、市街地部分の路面もスムーズでグリップ力が高い上にタイヤの磨耗も少なく 、昨年のレースはピットストップ無しでフィニッシュを迎えることも可能だった。2年目となる今年は、経年変化によってグリップ力が低下していると予想され、さらにはピレリもタイヤのコンパウンドを一つずつ柔らかい仕様を持ち込むことから、レース展開が変わる可能性が高い。サーキットの形状は、2つの長いストレートを数々の90度コーナーがまとめるというデザインとなっており、高速でオリンピックパークの中を駆け抜ける前半戦と中低速の後半戦に分かれている。全体的にサーキットの幅は広く、ストレート区間ではマシンごとに異なるラインを取り、コーナーでのブレーキングにてオーバーテイクが可能となっている。中盤から後半にかけては少し路面幅が狭まり、中低速コーナーの連続による接近戦が続くこととなる
気候: ソチは、黒海に面したリゾート地であり、10月でも20℃ 前後と比較的暖かい気候だが、海岸と山脈に挟まれる変わりやすい天気には注意が必要。
2014年優勝者: ルイス・ハミルトン(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
2014年ファステストラップ: バルテリ・ボッタス 1分40秒896(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
ラップレコード: 1分40秒896 (2014年、バルテリ・ボッタス、ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称