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July 4 2015, QUALIFYING 2015 Formula 1 British Grand Prix
イギリスGP
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | 周回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'33.796 | 1'33.068 | 1'32.248 | 14 |
2 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 1'33.475 | 1'32.737 | 1'32.361 | 14 |
3 | フェリペ・マッサ | Williams | 1'34.542 | 1'33.707 | 1'33.085 | 21 |
4 | バルテッリ・ボッタス | Williams | 1'34.171 | 1'33.020 | 1'33.149 | 19 |
5 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'33.426 | 1'33.911 | 1'33.379 | 19 |
6 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 1'33.562 | 1'33.641 | 1'33.547 | 18 |
7 | ダニール・クビアト | Red Bull | 1'34.422 | 1'33.520 | 1'33.636 | 22 |
8 | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | 1'34.641 | 1'34.071 | 1'33.649 | 19 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | 1'34.594 | 1'33.693 | 1'33.673 | 21 |
10 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'34.272 | 1'33.749 | 1'33.943 | 20 |
11 | セルジオ・ペレス | Force India | 1'34.250 | 1'34.268 | 14 | |
12 | ロマン・グロージャン | Lotus | 1'34.646 | 1'34.430 | 9 | |
13 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | 1'34.819 | 1'34.502 | 14 | |
14 | パストール・マルドナド | Lotus | 1'34.877 | 1'34.511 | 16 | |
15 | マーカス・エリクソン | Sauber | 1'34.643 | 1'34.868 | 13 | |
16 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'34.888 | 7 | ||
17 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 1'34.959 | 8 | ||
18 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 1'35.207 | 9 | ||
19 | ウィル・スティーブンス | Marussia | 1'37.364 | 9 | ||
20 | ロベルト・メリ | Marussia | 1'39.377 | 8 |
フェルナンド・アロンソ
MP4-30-01
FP3 1分36.101秒(トップとの差 +3.184秒)6周18番手
予選
Q1 1分34.959秒(オプションタイヤ)17番手
Q2 -
Q3 -
「今朝のFP3終盤でマシンにトラブルが発生しました。確固たる解決策はなかったものの、適切な処置が見つかり、リセットした後は、すべてが正常に機能し始めました。
その結果、午前中のフリー走行でほとんど走行できないまま予選を迎えたため、セットアップやコンディションのいずれも十分に理解できていない状態で、セッションを開始することになりました。ただ、そういった制限があったことを考えると、予選ではマシンの実力を最大限に引き出すことができましたし、あれよりも速いスピードで走ることは無理だったと思います。
スパやモンツァのような高速サーキットと同様に、今回のレースが我々にとって厳しい内容になることは分かっていました。それでも、これが長期プロジェクトであることはチームの全員が理解しており、今後に向けて着実に基盤を築き上げていることは確かです」
ジェンソン・バトン
MP4-30-04
FP3 1分35.695秒(トップとの差 +2.778秒)19周16番手
予選
Q1 1分35.207秒(オプションタイヤ)18番手
Q2 -
Q3 -
「今週末はオプションタイヤよりもプライムタイヤの方が私にとっては断然合っているようですが、その理由はよく分かりません。オプションタイヤの場合、通常はマシンのバランスを取るためにフロントウイングにさらに角度をつけるのですが、今回はフロントウイングを外側に広げた状態にしています。
まだマシンのバランスに少し悩まされていますが、明日のレースでは多くのことを学べればと思っています。今はそれを目標にするしかありません。
残念ながら、これが我々の現状であり、名声を築き上げてきた経験豊富なチームにとっては厳しい状況です。シルバーストーンには、常にすばらしい雰囲気があり、今日もその例外ではありませんが、母国の観客の皆さんの前で良い走りを披露できないことがとても残念です。
明日はもっと良い一日になることを願っています」
エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「ホームレースとなるイギリスグランプリにおいて、マクラーレンが予選17番手および18番手という結果に終わったことは、非常に受け入れがたい事実ですが、そう認めざるを得ません。
我がイギリスのファンの皆さんは、世界で最もF1に関する知識があり、熱狂的で、かつ忠誠心もあり、率直に申し上げて、もっと良い結果を望むに値する方々です。いずれは我々が成功を収めるときが来て、将来的にはファンの皆さんも応援する理由を見い出せるはずですが、今週末はまだそのときではないので、その点についてお詫びします。
ただ、自分たちの目標に辿り着くために何をしなければいけないのかは分かっていますし、良いバトルができるように引き続き挑戦します。前にも申し上げたように、我々は必ず目的地に辿り着いてみせます。
また、我々のチームには、フェルナンドとジェンソンという、長引く逆境にも屈しないワールドチャンピオンがおり、両ドライバーの懸命な努力はチームの全員にとって常に励みであり、2人の姿勢には脱帽します。
それと同様に、ウォーキングや日本のさくらにいるメンバーも、今の状況を好転させようと超人的な努力を続けています。そんな彼らの努力がいつか勝利という形で報われるとき、この暗黒の時代をあきらめずに突き進んだことが、今後のチームの復活の「鍵」となるでしょう。
特に、今朝のFP3で不具合が発生したフェルナンドのマシンを予選に間に合わせるために、非常に迅速で効率の良い作業をしてくれたメカニックのメンバーに対して、感謝の意を称します。
明日のレースを楽しみにしていますが、ポイントを獲得するようなパフォーマンスを期待するのは現実的ではないでしょう。ただ、シルバーストーンは天気が変わりやすいことで有名なので、理論上は、いかなることも起こり得ます。ですから、何が起こっても、我々は自分たちの力を出し切る構えです。フェルナンドとジェンソンという、2人の偉大なドライバーを先頭に、我々の挑戦は続きます」
新井康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「まず、フェルナンドのマシンを予選開始までに準備することができたチームワークは本当にすばらしいと思います。両マシンともに、残念ながらQ1敗退となってしまいましたが、パワーユニットとしては良い方向に向かっています。
ただし、予選でもう少し前のグリッドに行くには、車体と合わせたマシンの総合力が必要です。チームのエアロアップデートを行ってからの時間が十分に経過していないことと、特に高速コーナーが連続するシルバーストーンへ合わせることができていないことが今日の結果だったと思います。
明日の決勝については、きちんとしたレースペースの確保とマネージメントを重点において、良い結果につながるようにしたいと思います」