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F1

Round

SCHEDULE

April 18 2015, QUALIFYING 2015 Formula 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix

バーレーンGP バーレーンGP

「今週末は色々な問題が発生しているが、大事なのは我々が進歩しつつあるということ」

2015年4月18日(土)・予選  会場:バーレーン・インターナショナル・サーキット  全長:5.412km

  • フェルナンド・アロンソフェルナンド・アロンソ
  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン
  • フェルナンド・アロンソフェルナンド・アロンソ
  • フェルナンド・アロンソフェルナンド・アロンソ
  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン

コメント

フェルナンド・アロンソ
MP4-30-03
FP3 16番手 1分36.899秒(トップとの差 +2.300秒)11周
予選 Q1 9番手 1分35.205秒(オプションタイヤ)
    Q2 14番手 1分35.039秒(オプションタイヤ)
    Q3 -
「今週末はうれしいサプライズで、今日もマシンにさらに良い感触を得ることができました。
パフォーマンス面で前進しており、すべてのことが正しい方向に向かっているようです。
もちろん、我々の予選がQ2で終わってしまったことは決して満足できる結果ではありません。ただ、これは我々にとっては前進であり、これまでQ2進出を目指して懸命に努力してきたチーム全員が喜ぶべき結果です。
明日の目標は両マシンがレースを完走することです。今週末はジェンソンのマシンで信頼性に関する問題が発生しているので、その部分を引き続き改善する必要があります。
明日の決勝でポイントを獲得するには、多少、運が必要になるでしょう」

ジェンソン・バトン
MP4-30-01
FP3 11番手 1分36.488秒(トップとの差 +1.889秒)14周
予選 Q1 タイムなし 3コーナーでマシン停止
    Q2 -
    Q3 -
「3回目のフリー走行では、かなり良い調子でした。特に、昨日はほとんど走れなかったので、そのように感じました。
ただ、その後の予選では何が起こったのか自分でもよく分かりません。金曜日の午前中のセッションでマシンがすべてシャットダウンしてしまった時と似たような感じでした。大きな音がしたので、マシンを止めて、車から降りました。
今週末は色んな問題が発生していますが、大事なのは我々が進歩しつつあるということです。フェルナンドがQ2に進出したことは、チームにとって一歩前進したことを意味します。ただ、私も同じようにQ2に進出できなかったことが残念です。
シーズン開幕から難しい状況になることは分かっていましたし、実際にこれまでそうでした。ただ、そうは言っても、自分達が思っていたよりもポジティブな点が多くあることは確かです。
明日の決勝については、我々のレースでのペースはそれほど悪くありません。ですから、明日までに信頼性の問題を解決し、ちゃんとレースができるようにしたいと思います」

エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「今日はまた残念なことに、ジェンソンが信頼性の問題で必要以上に悩まされてしまいました。
その結果、ジェンソンは明日のレースを最後尾からスタートすることになります。これは非常に残念なことです。ただ、そんな状況であっても、明日はスタートから懸命にプッシュしてくれるでしょう。そして、信頼性に関するトラブルが発生しない限り、彼は前方のマシンを追い越すために、冷静に、かつ自信を持って臨んでくれるはずです。
フェルナンドが14番グリッドを獲得したというのはそれほど大した結果ではありませんが、我々が今シーズン初めてQ2に進出したという事実はMcLaren-Hondaが着実に前進していることの証です。F1は反復のビジネスだと言われるように、ちゃんとしたプロセスを経て懸命に努力をして初めて結果がついてくるのです。結果を出すための“魔法”はありません。今、我々がこの目で見ている進化は、明確な目標を持った、才能ある多くのメンバーがこれまで精力的に仕事に取り組んでくれたおかげなのです。そんなメンバー全員に感謝します。
明日の決勝がどうなるのか楽しみです」

新井康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「中国グランプリが終わってからまだそれほど時間が経っていませんが、バーレーンのサーキットでできる限り効率良くERS(エネルギー回生システム)を作動させることができた結果が、本日のフェルナンドのQ2進出に現れたと思っています。
ただ、両マシンをQ2に進出させられなかったことは残念です。ジェンソンのマシンに発生した問題については、今も調査中ですが、急いで精査して明日の決勝を迎えたいと思います」

予選リザルト

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 周回数
1 ルイス・ハミルトン Mercedes 1'33.928 1'32.669 1'32.571 16
2 セバスチャン・ベッテル Ferrari 1'34.919 1'33.623 1'32.982 12
3 ニコ・ロズベルグ Mercedes 1'34.398 1'33.878 1'33.129 16
4 キミ・ライコネン Ferrari 1'34.568 1'33.540 1'33.227 15
5 バルテッリ・ボッタス Williams 1'34.161 1'33.897 1'33.381 16
6 フェリペ・マッサ Williams 1'34.488 1'33.551 1'33.744 16
7 ダニエル・リカルド Red Bull 1'34.691 1'34.403 1'33.832 15
8 ニコ・ヒュルケンベルグ Force India 1'35.653 1'34.613 1'34.450 15
9 カルロス・サインツ Jr. Toro Rosso 1'35.371 1'34.641 1'34.462 18
10 ロマン・グロージャン Lotus 1'35.007 1'34.123 1'34.484 20
11 セルジオ・ペレス Force India 1'35.451 1'34.704   12
12 フェリペ・ナスル Sauber 1'35.310 1'34.737   9
13 マーカス・エリクソン Sauber 1'35.438 1'35.034   9
14 フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda 1'35.205 1'35.039   10
15 マックス・フェルスタッペン Toro Rosso 1'35.611 1'35.103   14
16 パストール・マルドナド Lotus 1'35.677     7
17 ダニール・クビアト Red Bull 1'35.800     6
18 ウィル・スティーブンス Marussia 1'38.713     6
19 ロベルト・メリ Marussia 1'39.722     6
ジェンソン・バトン McLaren-Honda -     1

※Q1でトップタイムの107%以内に達しなかったため、決勝への出場可否がレーススチュワードによって審議されています