McLaren-Hondaのフェルナンド・アロンソ選手は、3月26日(木)に行なうFIA^※の最終メディカルチェックによる承認が得られ次第、今週末にセパン・インターナショナル・サーキットで行われる第2戦マレーシアGPでレースへ復帰する予定です。

バルセロナテストでのアクシデント以降、少しでも早く、万全の状態でレース復帰が叶うよう、スポーツ科学者によって状況を確認しながら、特別なトレーニングに取り組んできました。

先週は、McLaren Technology Centreを訪問。エンジニアとの会談や、シミュレーターによるテストも行い、MP4-30のシャシーとパワーユニットの最新状況を確認しました。また、エンジニアとクラッシュについて話し合い、データやその解析内容を改めてチェックしました。これらの内容は、すべてFIAにも共有されています。

マシンのテレメトリーデータでははっきりとした原因は示されず、その後の再現テストでも異常は見られませんでしたが、アロンソ選手はアクシデント直前にステアリングが重く感じていたことから、チームはマシンに追加のセンサーを設置し、さらなるデータ収集を行います。

アロンソ選手は、レース復帰を大変楽しみにしており、McLarenとHondaの取り組みをさらに加速させ、パフォーマンスの向上に努めます。

※　FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称