モータースポーツ > F1 > McLaren-Honda バルセロナ公式テスト 1日目レポート
2015年2月19日(木)
McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)は、現地時間2015年2月19日に以下のレポートを発表しました。
2015年2月19日(木) 会場:カタルニア・サーキット(スペイン) 全長:4.655q ドライバー:ジェンソン・バトン
2015年2回目の合同テストが、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで開始しました。
この日の走行はジェンソン・バトンが担当し、序盤はメカニカルバランス変更の効果を見極めるためにショートランを実施。3度目の走行を終えたあと、MGU-K(運動エネルギー回生システム)のシール破損によるトラブルが起きたため、この日の走行は終了となりました。
走行距離はわずかでしたが、バトンはマシンのバランスやハンドリング、そして動きの予測しやすさに好感触を得ています。明日は、フェルナンド・アロンソが走行しますが、走行距離が限定されるため、時間をかけて大幅なセットアップの変更を行いながら、マシンバランスの確認を行う予定です。
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「MGU-Kのシール破損があり、走行を中止せざるを得ませんでした。問題となる箇所を修復するには、パワーユニットの載せ替えが必要で、かなりの時間がかかるため、今日のプログラムは終了しました。問題再発の原因をつぶすためには、デザインし直した部品が必要ですが、残念ながら土曜日にならないと届かないため、明日の走行では同様のトラブルが発生する可能性もあります。夜通し作業をして改良を行い、明日のフェルナンドの走行が有意義なものになるよう、がんばります。土曜日には問題が解決し、両ドライバーが思う存分走れるようにできればと思っています」
ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回数 | |
1 | パストール・マルドナド | Lotus | 1'25.011 | 69Laps |
2 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'25.127 | 74Laps | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'25.547 | 59Laps |
4 | セルジオ・ペレス | Force India | 1'26.636 | 34Laps |
5 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'27.307 | 79Laps |
6 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | 1'27.900 | 94Laps |
7 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 1'28.182 | 21Laps |
8 | パスカル・ウェーレイン | Force India | 1'28.329 | 32Laps |
9 | パスカル・ウェーレイン | Mercedes | 1'28.489 | 48Laps |
10 | スージー・ヴォルフ | Williams | 1'28.906 | 86Laps |
11 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'30.429 | 11Laps |