モータースポーツ > F1 > McLaren-Honda へレス公式テスト 3日目レポート
2015年2月3日(火)
McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)は、現地時間2015年2月3日に以下のレポートを発表しました。
2015年2月3日(火) 会場:へレス・サーキット(スペイン) 全長:4.428q ドライバー:フェルナンド・アロンソ
テスト3日目となったこの日、チームは前半2日間の困難を乗り越え、フェルナンド・アロンソのドライブで32周を走行。Hondaが開発したパワーユニットRA615H を搭載したMP4-30にとって、貴重なテストとなりました。
深夜に及んだメカニックの懸命な作業によって、アロンソはセッションスタートから走行開始。2周のインスタレーションラップを行い、空力パーツの確認をすると、そこから徐々に周回数を増やしていきました。
路面が湿った状態ではありましたが、ピレリ製のインターミディエイトタイヤを装着し、午前中のセッションで、かなりの周回数をこなすことができました。
しかし、計測走行を開始した直後、アロンソはマシンに異変を感じ、ガレージへと戻ります。そこで、冷却水の圧力が低下していることが判明。この解決にはパワーユニットの取り外しが必要だったため、この日の走行は終了となりました。
このトラブルは解決可能なもので、チームは明日のジェンソン・バトンによる走行に向けた準備を進めています。
エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「昨日のジェンソンによる最後のラップで、前半2日間に起きた問題の解決が確認できて、みんな少し安心しました。さらに、今日は、朝9時から走行を始められましたし、数時間は問題なく走ることができてよかったです。フェルナンドのコメントはとてもポジティブで、『マシンは反応がよく、安定性もある』と評価してくれました。また、これまでより長い周回数を走れました。我々のマシンは、コンセプト、構造ともに問題ないということが確認できました」
ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回数 | |
1 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'21.545 | 109 Laps |
2 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'21.750 | 93 Laps |
3 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 1'21.982 | 151 Laps |
4 | フェリペ・マッサ | Williams | 1'22.276 | 71 Laps |
5 | パストール・マルドナド | Lotus | 1'22.713 | 97 Laps |
6 | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | 1'23.187 | 137 Laps | 7 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'23.901 | 49 Laps |
8 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 1'35.553 | 32 Laps |