モータースポーツ > F1 > McLaren-Honda へレス公式テスト 2日目レポート
2015年2月2日(月)
McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)は、現地時間2015年2月2日に以下のレポートを発表しました。
2015年2月2日(月) 会場:へレス・サーキット(スペイン) 全長:4.428q ドライバー:ジェンソン・バトン
へレスでの公式テストは2日目を迎え、この日はジェンソン・バトンが走行。前日に発生したトラブルを解決するため、チームは夜を徹して取り組みましたが、再びトラブルに見舞われました。
エンジニアは午前中の問題解決を目指し、インスタレーションラップを行いましたが、根本の解決には至らなかったため、ランチ休憩の前に、より細部を検証することを決めました。
午後の大半を問題解決に費やした結果、バトンはセッション終了間際に1周を走行。これによってトラブルの解決が確認されました。3日目は再びフェルナンド・アロンソによる走行が行われる予定です。
ジェンソン・バトン
「今回のテストが難しいものになることは予想していましたし、残りの2日間も順調にはいかないかもしれません。しかし、昨年の同じ時期には、全チームが同じような状況だったことを考えれば、現時点では全く心配していません。今日の最後の走行で問題の解決は確認できましたし、明日以降が楽しみです。我々のパワーユニットは複雑で、信じられないくらいタイトなパッケージングを実現しています。それでも、熱の問題は出ておらず、この点でHondaはよくやってくれたと思います。チームにはポジティブな雰囲気が流れていて、“McLaren-Honda”という一つのチームとして取り組むことができています」
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「またしても難しい一日になりましたが、この2日間で問題の解決は図れたと考えています。走行距離は短いものの、我々のエンジニアにとっては重要な学習プロセスになりましたし、McLarenのメンバーと緊密に連携して動くことができています。明日は、さらに周回を重ねることができそうですので、楽しみにしています」
ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回数 | |
1 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 1'20.984 | 88 Laps |
2 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'21.867 | 88 Laps |
3 | バルテッリ・ボッタス | Williams | 1'22.319 | 61 Laps |
4 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'22.490 | 90 Laps |
5 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | 1'24.167 | 73 Laps |
6 | パストール・マルドナド | Lotus | 1'25.802 | 41 Laps |
7 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 1'54.655 | 6 Laps | 8 | ダニール・クビアト | Red Bull | - | 18 Laps |