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Honda Racing
Friday, December 07, 2007
12月ヘレス・テストレポート
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ルーベンス・バリチェロ
ルーベンス・バリチェロ
REPORT

Honda Racing F1 Teamは12月第1週、今年最後となる合同テストを、スペイン南部ヘレスサーキットで行った。4日間のテストでは、来季2008年から新たに導入される共通電子制御システムの評価、さらに2009年から復活する可能性があるスリックタイヤも試された。

初日火曜日に走ったジェンソン・バトンは、前回バルセロナからチームが行っている新しい電子制御システムのテストを行った。このシステムにより、トラクションコントロールをはじめとする運転補助装置を外した状態で周回することになる。バトンはこのほか、スリックタイヤでも走行し、このタイヤで自己最速タイムを叩き出した。この日の周回数は70周だった。

2、3日目は、ルーベンス・バリチェロが合流。水曜日は新しい電子制御とブレーキシステムの開発に専念し、103周を周回。木曜日は午前中に電子制御システム、午後はスリックタイヤでの走行を行って、89周を走った。

そして最終日は、Hondaファミリーの一員であるアンソニー・デビッドソンが参加。スリックタイヤでの走行に専念して、102周を周回した。

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COMMENT

コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン

「テストは順調だった。先月のバルセロナに続いて、新しい電子制御システムの評価に専念した。これは来シーズンから、すべてのチームに採用されるものだ。このシステムだと、これまで許されていた多くの運転補助装置が使えなくなる。トラクションコントロールも、エンジンブレーキコントロールもね。でも僕の場合、かえって存分に運転を楽しめたよ。スロットル操作はできるだけスムーズに段階的に、細心の注意を払わないといけない。それは僕の得意とするスタイルだから。それから今回はスリックタイヤを履く機会もあって、これもまた面白い経験だった。F1マシンをスリックで走らせたのは初めてだけど、心底楽しめた。もちろん2009年用にダウンフォースを落としたら、また話は別だろう。でも今回のスリックを試したことは、僕には十分いい経験になった」

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ

「最終戦ブラジルGP以来、僕にとっては久しぶりのF1走行になった。僕が担当した2日間は、トラクションコントロールを外すなど、来年用の新システムをテストするのが主な目的だった。すごく順調だったけれど、唯一悩まされたのはひんぱんに赤旗中断になったこと。特に僕がニュータイヤで出ていくたびに、赤旗が出たような気がする。だから本当なら、もっといいタイムが出せたと思う。それから久しぶりにスリックタイヤで走れたことも、楽しかった」

Steve Clark スティーブ・クラーク
  レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア

「今回のテストは、新しい電子制御システムを試す2度目のチャンスとなった。3週間前のバルセロナ・テストでパワー配分関連の問題が見つかり、それを今回ヘレスに来るまでにエンジンダイナモで修正を加えてきた。その成果が、ここでの実走テストで確認できた。ほかにも2008年用の電子制御レギュレーションに合わせた作業を、いくつか続けた。おかげで新年にデビュー予定の08マシン開発に向けて、有益なデータを収集することができた。非常に有用なテストになった。それから再来年から導入されるだろうブリヂストンのスリックタイヤを初めて試したことも、大きな話題となった。このタイヤ導入時には、タイヤウォーマーも使えず、ダウンフォースもかなり落とすことになっている。冷えきったタイヤとダウンフォースを失った空力の組み合わせのため、ドライバーは特に1周目で悪戦苦闘していたね。でも全般的には、この新しい体験を楽しんでくれたようだ。僕たちエンジニアにとっても、スリックタイヤの復活はすごく楽しみだ」

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