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Honda Racing
Friday, March 30, 2007
セパン・テストレポート
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Honda Racing F1 Teamは、3月30日、第2戦マレーシアGPに向けた4日間のテストをセパン・サーキットで終えた。

シーズン中のテストは今年から、各チーム1日1台しか使えない規定が適用され、ドライバーが交互に乗り込む形になった。また天候が不安定で、3日目がウエットコンディションだったため、テストは1日延長された。

レースドライバーのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが、大部分のテストを担当。最終日の午後だけ、クリスチャン・クリエンが走行を行った。4日間のうち大部分は、蒸し暑い日々が続くコンディションだった。このためドライバーにとっては、過酷な次レース本番に向けての、絶好の予行演習でもあった。

初日の火曜日はバリチェロがステアリングを握り、RA107の最新空力パッケージをテストした。路面状況が、走るたびに向上していく中、バリチェロは83周を周回。主にロングランでの、空力パーツの評価を重ねた。

翌日もバリチェロが走り、午前中に基本的なセットアップ作業を終えた後、本格走行に取りかかった。しかしその直後、エンジントラブルのためコース上にストップしてしまう。その後エンジン交換を終え、空力評価で35周をこなした。午後からはバトンが担当し、まずは習熟走行。その後車体セットアップ評価などで、24周を走った。

夜半の雨のため、木曜の午前中はウエット路面での走行となった。バトンも最初は、レインタイヤで周回を重ねる。その後ドライタイヤに履き替え、空力パーツの評価やメカニカルセットアップに専念。ところが夕方、スコールが襲来して路面は水浸しになってしまう。このため再びレインタイヤで、短いランを2度敢行。この日は合計95周をこなした。

最終日の午前中は、再び高温多湿のコンディション。バトンは予定していた空力評価のプログラムをこなし、37周を走行。午後からはクリエンに代わったが、1回目の周回を終えたところで、またもスコールが襲来する。それ以降はレインタイヤに履き替え、24周を走った。

   
COMMENT

コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン

「今週はかなりの量のプログラムをこなした。大部分は新しい空力パーツで、開幕戦オーストラリアGPで出た問題を、解決するためのものだった。ここセパンでは、マシンはずっといい状態だ。このサーキットでは、ブレーキング時の安定性がメルボルンほど重要でないということもあるが、マシン自体も4日間のテストを通じて進化した。もちろんまだ、すべての問題が解決されたわけじゃない。そうするためには、長い道のりが必要だ。でも正しい方向に向けて、小さな一歩を踏み出したと思う。気候が目まぐるしく変わったが、おかげでRA107で初めて、レインタイヤのテストができた」

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ

「今回のセパンテストはマシンのセットアップや、オーストラリアGP以上の性能向上を目指すために、かなり密度の高いプログラムを組んだ。空力作業がメインだったが、他にも制御系の比較をしたりして、新しい方向性が見つかったよ。新しい空力パーツは、マシンバランスと安定性の面で、いい結果が出た。でもまだやるべきことは、たくさんある」

Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
エンジニアリング・ディレクター

「4日間のテストでは、主に空力開発に主眼を置いた。ドライバーのコメントにもあるように、われわれは正しい方向に進んでいる。ただトップと互角に戦う戦闘力を発揮するには、まだ時間が必要だ。今回は制御系も新たな試みを行い、いい感触を得ている。マレーシア、バーレーンの2連戦で最高の結果が出せるよう、全力を尽くすつもりだ」

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