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生年月日 : 1979年2月5日
出身地 : ポルトガル エスポンセンド
身長・体重 : 168㎝・75kg
パウロ“スピーディー”ゴンサルヴェスというニックネームを持ち、オフロードレースに長年出場しているベテランライダー。2013年のクロスカントリーラリー世界選手権チャンピオンであり、ダカールラリー2015では総合2位に入りました。
その豊富な経験から、地形や環境への適応力が高く、ステージを分析して安定したペースを刻めるライダーです。ダカールラリーへは2009年に初参 戦。2011年にはステージ2勝を挙げています。さらに、2013年にはセルトエスラリーとモロッコラリーを制し、クロスカントリーラリー世界選手権の チャンピオンを獲得しました。
ダカール2014では第5ステージでの不運によって優勝の望みは絶たれてしまったものの、最後まで果敢な走りを披露。翌年は、ダカール2015では 総合2位を獲得したほか、カタールとモロッコで表彰台を獲得し、世界選手権でも総合3位。さらには、アルゼンチンで行われたデサフィオ・ルータ40で優勝を果たしました。
ダカールラリー2016では、第4ステージで勝利を挙げ、総合首位争いを展開。しかし、メカニックのサポートが受けられないマラソンステージで、ラジエターに枝が刺さるという不運に見舞われて後れを取り、さらには巻き返しを図っていた第11ステージで転倒を喫してリタイアとなりました。2017年は、随所で速さをみせますが、ペナルティで総合6位に終わりました。2018年は、その雪辱を遂げるべく、再びHonda CRF450 RALLYで挑みます。
主な戦績1993 | ポルトガルモトクロス選手権 80ccクラス チャンピオン、 ポルトガルモトクロス選手権 18歳以下125ccクラス チャンピオン、 ポルトガルモトクロス選手権 125ccクラス チャンピオン、 ポルトガルスーパークロス チャンピオン、 ポルトガルモトクロス選手権 250ccクラス 2位 |
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1998 | ポルトガルモトクロス選手権 250ccクラス チャンピオン、 ポルトガルスーパークロス選手権 チャンピオン、 ヨーロッパモトクロス選手権 3位 |
1999 | ポルトガルモトクロス選手権 250ccクラス チャンピオン |
2000 | ポルトガルモトクロス選手権 250ccクラス チャンピオン、 ヨーロッパモトクロス選手権 2位 |
2001 | ポルトガルモトクロス選手権 250ccクラス チャンピオン |
2002 | ポルトガルモトクロス選手権 250ccクラス チャンピオン、 ポルトガルスーパークロス選手権 チャンピオン、 ポルトガルエンデューロ選手権 4Tクラス チャンピオン、 エンデューロ 世界ジュニア選手権 2位、 I.S.D.E.(インターナショナル6デイズエンデューロ) 金メダル獲得 |
2003 | ポルトガルエンデューロ選手権 250cc 4Tクラス チャンピオン |
2004 | ポルトガルエンデューロ選手権 250cc 2Tクラス チャンピオン、 I.S.D.E. 金メダル獲得 |
2005 | ポルトガルエンデューロ選手権 450ccクラス チャンピオン、 I.S.D.E. 金メダル獲得 |
2006 | ダカールラリー2006 総合25位、 ポルトガルモトクロス選手権 MX2クラス チャンピオン、 ポルトガルスーパークロス選手権 SX2クラス 2位 |
2007 | ダカールラリー2007 総合23位、 ポルトガルスーパークロス選手権 SX1クラス チャンピオン、 ポルトガルスーパークロス選手権 エリートクラス チャンピオン |
2008 | ポルトガルモトクロス選手権 エリートクラス チャンピオン、 ポルトガルスーパークロス選手権 450ccクラス チャンピオン、 PAXラリー ポルトガル 参戦 |
2009 | ダカールラリー2009 総合10位(450ccクラス2位、スーパープロダクションアマチュアクラス優勝) |
2010 | ポルトガルクロスカントリー選手権 2位 |
2011 | ドイツクロスカントリー選手権 チャンピオン、 モロッコラリー 参戦 |
2012 | クロスカントリー選手権 4位、 モロッコラリー 参戦、 クロスカントリーラリー世界選手権 総合4位 |
2013 | ダカールラリー2013 総合10位、 クロスカントリーラリー世界選手権 チャンピオン |
2014 | ダカールラリー2014 参戦 |
2015 | ダカールラリー2015 総合2位、 クロスカントリーラリー世界選手権 3位 |
2016 | ダカールラリー2016 参戦 |
2017 | ダカールラリー2017 総合6位 |