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ラリー

round 02

SCHEDULE

April 21 2015, RACESealine Cross Country Rally 2015 Stage2

カタールカタール

Team HRC、第2ステージで苦戦するもバレダ選手が総合2位をキープ

シーラインクロスカントリーラリーの2日目は、Team HRCにとって厳しい戦いとなりました。長距離ステージでの難度の高いナビゲーションに苦しめられ、ホアン・バレダ選手は4位、パウロ・ゴンサルヴェス選手は8位という結果に終わりました。

  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • パウロ・ゴンサルヴェス選手パウロ・ゴンサルヴェス選手
  • パウロ・ゴンサルヴェス選手パウロ・ゴンサルヴェス選手
  • ジェレミアス・イスラエル選手ジェレミアス・イスラエル選手
  • ジェレミアス・イスラエル選手ジェレミアス・イスラエル選手

Team HRCのライダーたちは、約400kmと長く、その上複雑なナビゲーションが必要とされる第2ステージで苦闘しました。不利な番手からのスタートになったゴンサルヴェス選手は、第1チェックポイントをトップのタイムで通過したにもかかわらず、ライバルに追いつかれてしまい、望むような結果は出せませんでした。

バレダ選手は、今回のステージの勝者であるマルク・コマ選手(KTM)と並んでゴールしましたが、ほかのライバルたちにタイムで劣り、4位にとどまりました。それでもバレダ選手は、総合2位の座をキープ。ゴンサルヴェス選手は総合8位にランクされています。

ジェレミアス・イスラエル選手(Team HRC)は、レース序盤でフロントタイヤに弾かれた石が右腕を直撃するアクシデントに遭遇。腕に受けたダメージは大きく、そのあとのレースではペースを下げて完走を目指す作戦をとることになり、13位でステージを終えました。

明日の第3ステージも、第2ステージに劣らない401.15kmの長いコース。ここでTeam HRCはばん回のチャンスを狙います。

コメント

ホアン・バレダ選手(スペシャルステージ2 / 4位、総合2位)
「今日は非常に厳しい一日でしたが、結果に落胆はしていません。ナビゲーションが複雑なステージでしたので、集中力の維持が容易ではありませんでした。自分でコースの進路を切り開いて進むのは大変です。新しいルールが採用されてから、レースのコントロールが困難になりました。好きなだけスピードを出して走れるわけですが、それがいい結果につながるわけではありません。外的要因にコントロールされているようで、個人的にはあまり好きになれません。マシンと私のコンディションはすごくいいので、次もがんばります」

パウロ・ゴンサルヴェス選手(スペシャルステージ2 / 8位、総合8位)
「400kmもあるとても長いステージでした。2番手でスタートし、50km地点のあたりから燃料補給をするまでは、自分で進路を切り開いて進みました。マシンには一切トラブルがなく、とても調子がいいです。予想していたように、後方を走るライダーたちは、タイムをロスせずにレースができていました。作戦を変えて、新ルールへの対応の仕方を考えようと思います。次のステージでは、もっとうまくやれるはずです」

ジェレミアス・イスラエル選手(スペシャルステージ2 / 13位、総合13位)
「今日はハードな一日でした。50kmほど走ったところで、マシンのフロントタイヤに弾かれた石が、右腕を直撃するアクシデントがありました。痛めた右腕では思うように走れなかったので、やむを得ずスローペースで流してレースを終えました。それでも完走することができたのはよかったです」

ウルフギャング・フィッシャー | Team HRC チーム監督
「シーラインクロスカントリーラリーの第2ステージは約400kmと長く、ナビゲーションが複雑なコースでした。自分の進路をキープするだけでも大変な集中力が必要とされる厳しいコースでした。ホアン(バレダ)、パウロ(ゴンサルヴェス)ともに、自身で進路を探して走るレースになったのですが、新ルールの制約の中でよくできていたと思います。明日はもっとうまく、新ルールに対応できるでしょう。ジェレミアス(イスラエル)はアンラッキーでした。レース序盤で前腕に石がぶつかるアクシデントに遭ってしまい、その後はペースを下げての走行を余儀なくされました。明日のレースに支障がないか、彼の様子を見るつもりですが、おそらく大丈夫だと思います」

※レポート、コメントは暫定結果に基づくものです。

リザルト

SS2順位
順位 ライダー マシン タイム/差
1 M.ウォークナー KTM 4:06'09
2 J.ビラドムス KTM +2'08
3 M.コマ KTM +4'07
4 ホアン・バレダ Honda +6'04
5 S.サンダーランド KTM +8'06
6 M.アル・バルーシ KTM +10'11
 
8 パウロ・ゴンサルヴェス Honda +14'30
13 ジェレミアス・イスラエル Honda +52'57
総合順位
順位 ライダー マシン タイム/差
1 M.コマ KTM 6:20'17
2 ホアン・バレダ Honda + 2'03
3 S.サンダーランド KTM + 4'56
4 J.ビラドムス KTM + 6'09
5 M.ウォークナー KTM + 8'56
6 M.アル・バルーシ KTM + 11'20
 
8 パウロ・ゴンサルヴェス Honda + 14'32
13 ジェレミアス・イスラエル Honda +1:07'21