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ラリー

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September 2 2014Rally dos Sertoes Review

ブラジルブラジル

Team HRC、ブラジルでハイレベルなパフォーマンス

Team HRCは、先日終了したFIMクロスカントリーラリー世界選手権第5戦のラリー・ドス・セルトエスで、パウロ・ゴンサルヴェス選手が総合2位を獲得し、プロローグを含めた5ステージで優勝するという、ポジティブな成績を収めました。世界選手権のタイトルはまだまだ射程圏内です。

  • パウロ・ゴンサルヴェス選手、エルダー・ロドリゲス選手パウロ・ゴンサルヴェス選手、エルダー・ロドリゲス選手
  • Team HRCTeam HRC
  • パウロ・ゴンサルヴェス選手パウロ・ゴンサルヴェス選手
  • Team HRCTeam HRC
  • エルダー・ロドリゲス選手エルダー・ロドリゲス選手
  • 山崎勝実山崎勝実
  • ウルフギャング・フィッシャーウルフギャング・フィッシャー
  • Team HRCTeam HRC
  • Team HRCTeam HRC

ラリー・ドス・セルトエスで、ゴンサルヴェス選手がスペシャルステージで5回優勝、チームメートのエルダー・ロドリゲス選手も2回のポディウムフィニッシュを果たしたことで、Honda CRF450 RALLYの性能が実証されました。

今大会では、ありとあらゆる地形での過酷な戦いを強いられました。森林地帯を駆け抜けたかと思えば、先が見えない砂ぼこりの中に入ったり、トライアルを思わせる上り坂や砂のコース、体力やテクニックを試される複雑なルートもありました。そのような過酷な条件の中でも、Hondaマシンは連日トップポジションでクリアしました。

ゴンサルヴェス選手は、セルトエスでポイントリーダーのマルク・コマ選手(KTM)にわずか3分遅れの2位フィニッシュ。最終戦モロッコでは、チャンピオンシップタイトル奪取を狙います。

ロドリゲス選手も総合4位でセルトエス・ラリーを終え、チャンピオンシップでもポディウムを狙える可能性が十分にあります。現在は総合4位で、セルトエスを欠場したチームメートのホアン・バレダ選手とは、わずか8ポイント差です。

Team HRCは、今回のラリーでHonda Brazilチームとのコラボレーションと、さまざまな面でのサポートに感謝するとともに、CRF450 RALLYライダーのジェアン・アゼベド選手(Honda Brazilチーム)の総合3位獲得をたたえています。

次回のラリーは、FIMクロスカントリーラリー世界選手権最終戦、10月2日(木)~9日(木)に開催される第6戦モロッコラリーです。Team HRCにとって、2015ダカールラリーに向けたマシン、そしてチームの最終仕上げを行う場となります。

コメント

マルティーノ・ビアンキ|Team HRC ゼネラルマネージャー
「優勝こそ逃しましたが、ラリー・ドス・セルトエスは、Team HRCにとっては興味深いレースでしたし、成功したと考えています。ゴンサルヴェス選手は最後の最後まで戦い、プロローグを含む大半のステージで優勝。コマ選手とは数分しかタイム差はありませんでした。レース中、マシントラブルはありませんでしたので、CRF450 RALLYの性能と耐久性が実証されたと思います。また、ロドリゲス選手も総合4位と、スキルとレーシングテクニックともに成長しました。ラリー・ドス・セルトエスは、ほかのラリーとはかなり違い、ライダーとマシンにとって特に過酷なので、ダカールラリーに向けたテストとしては最適なレースでした。次のモロッコラリーでは、チームライダー5名総動員で挑みます。9月25日のMotoGPアラゴンGPで、チーム構成を発表します」

山崎勝実|ダカールラリーTeam HRC代表
「ディアマンティーナでチームと合流し、そこからビアンキ・ゼネラルマネージャーとチームをサポートするために、ベロオリゾンテに入りました。ゴンサルヴェス選手もロドリゲス選手もいい結果を出してくれましたし、マシンの問題もありませんでした。今回は、ゴンサルヴェス選手が総合2位、ロドリゲス選手は4位と、総合優勝こそ逃しましたが、10月初旬のモロッコに向けた調整はできました。ダカールを目指してのレース参戦、そしてトレーニングにエネルギーをかけてきました。モロッコは、今までの努力をテストする場となりますので、いい結果を期待しています。また、トラックをはじめ、その他のサポートや車両を提供していただいたHonda Brazilチームにお礼を言いたいと思います。本当に感謝しております。近々また会えることを楽しみにしています」

2014FIMクロスカントリーラリー世界選手権 総合順位
順位 ライダー マシン ポイント
1 M.コマ KTM 71
2 パウロ・ゴンサルヴェス Honda 61
3 ホアン・バレダ Honda 45
4 エルダー・ロドリゲス Honda 37
5 J.ビラドムス KTM 37