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August 24 2014 Rally dos Sertoes Stage1
ブラジル
Team HRCは、ラリー・ドス・セルトエスの第1ステージに臨み、エルダー・ロドリゲス選手が2位、パウロ・ゴンサルヴェス選手も3位フィニッシュと、好スタートを切りました。
全7ステージで戦われるラリー・ドス・セルトエスの序盤戦とはいえ、CRF450 RALLYがトップ3のうち2台を占めました。ゴイアニアを出発したライダーたちは、ハイスピードでくぼみの多いコースを走破して、カルダス・ノバスのゴールを目指すステージで、ロドリゲス選手、ゴンサルヴェス選手ともにステージ順位、総合順位でトップ3入りを果たしました。
第1ステージは、砂ぼこりが多く、コースのいたるところに予測のつかない障害物があり、極めて慎重なライディングが求められるステージです。特に、コース上のあらゆるところにくぼみがあり、ハイスピードで不注意に走るとマシンが大破する恐れがありました。ゴンサルヴェス選手はスタートポジション3番手を選択し、チームメートのロドリゲス選手と前日のプロローグで準優勝を飾ったジェアン・アゼベド選手(Honda Brazilチーム)に続いてのスタートとなりました。ゴンサルヴェス選手は途中、トラブルを確認するためにストップしてタイムロス。マルク・コマ選手(KTM)にリードを許しました。
ロドリゲス選手は、コマ選手と1分17秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、総合2位。ゴンサルヴェス選手も、スペシャルステージ中にマシンを止めたにもかかわらず、レースリーダーとはわずか2分差の3位と健闘しました。
エルダー・ロドリゲス選手(第1ステージ/2位、総合2位)
「セルトエスの第1ステージが終わり、いい一日だったと思います。2位は自分にとって非常にいい結果です。セルトエスは7年ぶりで、この2日間はなかなかいいパフォーマンスを出せているのではないかと思います。この先、どうなるか楽しみです。今は総合2位で、パウロが3位ですが、大事なことは、このラリーで優勝するチャンスを常にキープすることです」
パウロ・ゴンサルヴェス選手(第1ステージ/3位、総合3位)
「今日は第1ステージでした。ステージ序盤で少しトラブルがあってマシンを止めましたが、タイムロスはあまりなく、なんとか3位でフィニッシュすることができました。優勝を目指してがんばります。残り6日間、集中していきます」
ウルフギャング・フィッシャー | Team HRC チーム監督
「今日はカルダス・ノバスでの155kmのスペシャルステージが戦われました。極めてテクニカルで、複雑なナビゲーションと難易度の高い地形が特徴です。両ライダーともに2位、3位とよくがんばってくれました。パウロは序盤、少しトラブルがありましたが、特に心配することはありませんでした。十分に優勝圏内です。明日も、もっといい結果を目指します」
第2ステージ カルダス・ノバス~カタラン
リエゾン/39.54km、スペシャルステージ/202.23km、リエゾン/18.59km 合計/260.36km
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | M.コマ | KTM | 1:49'08 |
2 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +1'17 |
3 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +2'19 |
4 | J.ビラドムス | KTM | +2'25 |
5 | ジェアン・アゼベド | Honda | +2'48 |
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | M.コマ | KTM | 1:55'28 |
2 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +1'22 |
3 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +2'00 |
4 | J.ビラドムス | KTM | +2'32 |
5 | ジェアン・アゼベド | Honda | +2'36 |