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August 21 2014 Rally dos Sertoes Preview

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Team HRC、ラリー・ドス・セルトエスに参戦!

パウロ・ゴンサルヴェス選手(Team HRC)は、最も得意とするラリーのひとつであり、2013年シーズンでは総合優勝の決め手ともなったラリー・ドス・セルトエスに参戦します。昨年は、このレースでの優勝が世界選手権制覇に向けて大きな一歩となり、ゴンサルヴェス選手のモロッコでのタイトル獲得に大きく貢献しました。

  • ウルフギャング・フィッシャー(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(中央)、エルダー・ロドリゲス選手(右)ウルフギャング・フィッシャー(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(中央)、エルダー・ロドリゲス選手(右)
  • エルダー・ロドリゲス選手(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(右)エルダー・ロドリゲス選手(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(右)
  • ウルフギャング・フィッシャー(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(中央)、エルダー・ロドリゲス選手(右)ウルフギャング・フィッシャー(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(中央)、エルダー・ロドリゲス選手(右)
  • パウロ・ゴンサルヴェス選手(左)、エルダー・ロドリゲス選手(右)パウロ・ゴンサルヴェス選手(左)、エルダー・ロドリゲス選手(右)
  • エルダー・ロドリゲス選手(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(右)エルダー・ロドリゲス選手(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(右)

昨年、ブラジルで行われたラリー・ドス・セルトエス(「内陸地域のラリー」の意味)は、タイトル争いの上で最も重要なレースとなりました。ゴンサルヴェス選手は、どんなチャンスも見逃さない冷静なライディングで、複雑なコースを走破して、このブラジル大会で優勝。暫定ポイントリーダーのマルク・コマ選手(KTM)との差を縮めることに成功しました。続くモロッコラリーでは、新型CRF450 RALLYを駆り、見事にFIMクロスカントリーラリー世界選手権総合優勝を果たしました。

今年のラリー・ドス・セルトエスでは、ゼッケン#1を付けるゴンサルヴェス選手が、粘り強く安定した走りをみせること。そして最終的には、チャンピオンシップの連覇が期待されます。

前戦イタリアでは、マシンの特性により、CRF450 RALLYでの参戦を見送りましたが、アブダビとカタールでの優勝で勢いのついたTeam HRCからは、今年のラリー・ドス・セルトエスに、ゴンサルヴェス選手とエルダー・ロドリゲス選手がCRF450 RALLYでエントリーしました。ゴンサルヴェス選手は、暫定総合3位をひっさげてゴイアニアに到着。チャンピオンシップリーダーのコマ選手との差はわずか7ポイントとなります。ロドリゲス選手は、現在暫定5位。また、ホアン・バレダ選手は、シーズン序盤からの計画通り、スペインでのダカールに向けた準備を続けるため、今回は参戦を見送りました。

ラリー・ドス・セルトエスは、8月23日(土)にゴイアニア・オートドロームで10kmのプロローグを開催したあと、24日(日)から7ステージにわたり、本格的に戦われます。全長2600km、そのうちの1545kmはタイムトライアルという過酷な1週間は、30日(土)にベロオリゾンテで幕を閉じます。

コメント

パウロ・ゴンサルヴェス選手(ゼッケン#1)
「ラリー・ドス・セルトエスは自分にとって、そしてチームにとっても、昨年のチャンピオンシップ獲得の決め手となった重要なレースです。今年も総合優勝に向けて、ここでいい結果を残し、チャンピオンシップリーダーとのポイント差を縮めるように努力します。このレースは風景が美しいこともあり、かなり気に入っていますが、距離が比較的短いため予断を許しません。チームはいい仕事をしていますし、マシンも非常に戦闘力が高いので、とにかくコースに出て戦えば優勝を狙えると思います」

エルダー・ロドリゲス選手(ゼッケン#4)
「8月初旬からチュニジアでトレーニングを重ね、相当な距離を走り込んできました。今後、数カ月間のステージやラリーに力を発揮できると思います。ラリー・ドス・セルトエスは、長く、タフでテクニカルなレースです。ダカールの序盤ステージに酷似していますので、ここできっちり結果を出すことが重要です。優勝の可能性も十分にあります」

マルティーノ・ビアンキ | Team HRC ゼネラルマネージャー
「Team HRCは、ラリー・ドス・セルトエスに、今シーズンの初戦と第2戦を優勝したCRF450 RALLYで参戦します。10月に行われるモロッコ、1月のダカール2015に向けてライダーの準備、そしてマシンの開発においても重要なレースです。 昨年は2013シーズン優勝の決め手となったラリー・ドス・セルトエスですが、今年はゴンサルヴェス選手のゼッケン#1の防衛戦となります。ゴンサルヴェス選手とともに、同じポルトガル出身のロドリゲス選手も参戦します。バレダ選手は、今回は参戦しませんが、モロッコラリーに向けて、スペインで準備を続けています」

ウルフギャング・フィッシャー | Team HRC チーム監督
「2014シーズンは、アブダビ、カタールで優勝という好スタートを切り、サルディーニャではアンラッキーな一面もありましたが、ここブラジルでは、いい結果が出せると思います。競争率が高く、半砂漠を走る距離も長いラリー・ドス・セルトエスは、いつも特別なチャレンジを提供してくれるラリーだと認識しています。通常より3日間短縮されていますが、ゴンサルヴェス選手とロドリゲス選手にとって非常にタフで厳しい勝負になると予想しています。ゼッケン#1を死守し、今年の総合優勝に向けてがんばります」

総合順位
順位 ライダー マシン ポイント
1 M.コマ KTM 51
2 ホアン・バレダ Honda 45
3 パウロ・ゴンサルヴェス Honda 44
4 J.ビラドムス KTM 26
5 エルダー・ロドリゲス Honda 24