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ラリー

Stage1

SCHEDULE

October 4 2014 Morocco Rally Stage1

モロッコモロッコ

Team HRC、モロッコラリー第1ステージで1-2フィニッシュ

Team HRCは、モロッコラリー 2014の第1スペシャルステージで、ホアン・バレダ選手が優勝、パウロ・ゴンサルヴェス選手が2位と、ラリーレイドではHonda初の1-2フィニッシュで最高のスタートとなりました。

  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • パウロ・ゴンサルヴェス選手エルダー・ロドリゲス選手(左)、パウロ・ゴンサルヴェス選手(右)
  • パウロ・ゴンサルヴェス選手パウロ・ゴンサルヴェス選手(左)、ホアン・バレダ選手(右)
  • ジェレミアス・イスラエル選手ジェレミアス・イスラエル選手
  • ライア・サンツ選手ライア・サンツ選手

2014年FIMクロスカントリーラリー世界選手権の最終戦となるモロッコラリーで、バレダ選手が現在トップにたちました。276kmに及ぶ第1スペシャルステージで、バレダ選手は痛快なペースで固い路面や岩の多いコース、そして砂丘も走破、ステージ後半でのナビゲーションミスがあったにもかかわらず、トップでゴールしました。

ゴンサルヴェス選手も負けじと2位でゴールして、Hondaの1-2フィニッシュを実現しました。ゴンサルヴェス選手は、後ろから追い上げるマルク・コマ選手(KTM)との距離をゴールまでキープ。コマ選手の後に、HRCライダーのエルダー・ロドリゲス選手が好調な走りをみせて、4位でゴールしました。

Team HRCライダーとして初参戦のジェレミアス・イスラエル選手は10位、ライア・サンツ選手も13位フィニッシュと健闘しました。

コメント

ホアン・バレダ選手(スペシャルステージ1/優勝、総合1位)
「いいステージでした。後ろからのスタートでトリッキーなナビゲーションの連続でした。最後の方でナビゲーションミスがあり、少しだけタイムロスがありました。ここからは、どうやってさらにいい方向に進めるか、リードを維持するかにフォーカスする必要があります。戦略が重要となるレースです」

パウロ・ゴンサルヴェス選手(スペシャルステージ1/2位、総合2位)
「ラリーのスタートとしては、難しい一日でした。砂丘、岩場、そして複雑なナビゲーションの連続。14番手スタートで、途中で遅いライダーたちを追い越すのに苦労しました。でも、結果は2位。ほかのライダーたちも相当にプッシュしていたので、リードを維持するのに苦労しました」

エルダー・ロドリゲス選手(スペシャルステージ1/4位、総合4位)
「ラリーの初日でしたし、リスクは冒したくありませんでした。安定したレースを心がけました。途中、ロードブックで少しトラブルがありましたので、とにかくリスクは避けました。明日のステージではいいポジションでスタートできるので、時間差を詰めていきたいと思います」

ジェレミアス・イスラエル選手(スペシャルステージ1/10位、総合10位)
「今日のステージの序盤はナビゲーションが複雑でしたが、問題なくクリアできました。高速コースや砂丘とバラエティに富んだステージでしたので、問題なく完走できたことはうれしく思います。体調もよく、マシンに慣れてきましたし、Team HRCのライダーとして参戦できることをうれしく思います。自信もついてきましたし、自分のポテンシャルも発揮できてくると思います」

ライア・サンツ選手(スペシャルステージ1/13位、総合13位)
「今日はいいステージでした。とにかく問題なく完走することがまずは大事です。今日は、初めてレースのトップポジションでスタートしました。最初の数キロは難しく、数名のライダーに追い越されましたが、砂ぼこりなど危険も多いコースでしたので焦らないようにしました。今の自分にとって大事なことは、いいリズムを作って、学ぶことです」

ウルフギャング・フィッシャー|Team HRC チーム監督
「いいスタートでした。バレダ選手はステージ優勝。ニューマシンのテスティングやセットアップにおける努力が報われました。ゴンサルヴェス選手も2位、ロドリゲス選手も4位フィニッシュといい結果です。イスラエル選手とサンツ選手もなかなかの走りでステージ完走できましたので、チームとしての自信にもつながり、次のステージの準備もはかどります」

TOMORROW'S STAGE

10月5日(日)
第2ステージ/エルフード~メルザネ
リエゾン:26km、スペシャルステージ:211km、リエゾン:11km/合計:248km

砂にはまるようなゾーンをクリアすると、ライダーは再びシェビ砂丘を南から北に向かって横断します。そこからはモロッコラリー2014の特徴的な場面となり、マシンはジグザグしたコースで砂丘をわたり、その東では、ラリーカーやトラックが違ったコースを走り、同じ砂丘の出口を目指します。ここでは、あらゆる方向からマシンも4輪マシンも入り乱れて走るため、多くのカメラマンたちがシャッターチャンスを狙うスポットです。ラストは涸れた川をどうにか渡り、ゴールとなります。

リザルト

第1ステージ順位
順位 ライダー マシン タイム/差
1 ホアン・バレダ Honda 3:04'11
2 パウロ・ゴンサルヴェス Honda +1'49
3 M.コマ KTM +1'51
4 エルダー・ロドリゲス Honda +3'51
5 R.ファリア KTM +4'35
 
10 ジェレミアス・イスラエル Honda +18'50
13 ライア・サンツ Honda +25'07