DAKAR RALLY 2013

2013年1月20日(日)表彰式

TEAM HRCライダー、サンティアゴのポディウムへ

ジョニー・キャンベル選手(左)、エルダー・ロドリゲス選手(中央)、ハビエル・ピゾリト選手(右)

2013年のダカールラリーを完走した参加者たちを祝福するため、チリの首都、サンティアゴのモネダ宮殿前にあるプラザ・デ・ラ・コンスティトゥシオンは、多くの群衆で埋め尽くされました。

現地時間1月5日にペルーのリマをスタートした449台のうち、モト(2輪)クラス124台、オート(4輪)クラス89台、クワッド(ATV)クラス26台、カミオン(トラック)クラス60台の合計299台が、サンティアゴのフィニッシュラインを越えました。そして現地時間1月20日、彼らはポディウムへのパレードに参加しました。タフで、最後の最後まで予測不能なダカールラリー。2013年は参加者数、そして沿道に集まったファンの多さからも成功だったといえるでしょう。

ポディウムでは、チリ共和国のセバスティアン・ピニェラ大統領が、完走を果たして首都サンティアゴに到着した勝者たちを出迎えました。大統領官邸でもあるモネダ宮殿前のプラザ・デ・ラ・コンスティトゥシオンには、完走を果たしたラリーの参加者たちを祝福しようと、多くのファンが集まりました。

ポディウムにはTEAM HRCのメンバーがそろい、喜びに包まれました。日本から鈴木哲夫HRC社長も駆けつけ、総合7位フィニッシュのエルダー・ロドリゲス選手、総合8位のハビエル・ピゾリト選手、そして総合40位のジョニー・キャンベル選手らCRF450 RALLYを走らせたライダーを祝福しました。

表彰台での写真撮影とインタビューのあと、TEAM HRCのスタッフはラリーで使用した資材、CRF450 RALLY、サポートカー、サポートカミオンなどを、サンティアゴからヨーロッパや日本に送り出す準備に取り掛かり、ライダーたちはつかの間の休息を楽しみました。

  • エルダー・ロドリゲス選手
  • ジョニー・キャンベル選手(左)、エルダー・ロドリゲス選手(中央)、ハビエル・ピゾリト選手(右)
  • ハビエル・ピゾリト選手
  • ジョニー・キャンベル選手
  • TEAM HRC

コメント

鈴木哲夫| HRC社長「私は、このチームをとても誇りに思っています。3名のライダーは全員完走を果たし、その間、全力を尽くし、最善の結果を出してくれました。ダカールラリーには特別な魅力があります。世界で最もタフなレースであること、そして信頼性の高いマシンと強いライダー、戦略的なチームワークが必要になることです。今回の結果は有望なものだと考えています。この経験をもとにCRF450 RALLYの開発を進め、さらに強くなって来年のラリーに挑戦します。TEAM HRCのライダー、チームのメンバー、私たちに協力していただいたすべてのスポンサー、パートナー、加えてダカールラリーの主催者にも感謝を申し上げます。 また、24年ぶりにダカールラリーに参戦した、新しいTEAM HRCを応援してくださった世界中のHondaファンの皆さまにも感謝を申し上げます。皆さまの応援が、エルダー・ロドリゲス選手、ハビエル・ピゾリト選手、そしてジョニー・キャンベル選手らのリマからサンティアゴに至る14ステージ、8420kmに及ぶすばらしい走りへとつながったものと思います。すでに来年のダカールラリーに向けて意気は上がっています。優勝に向けて、挑戦を続けます」