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NEWS 尾野弘樹選手がMotoGP アラゴンGPにワイルドカード参戦

2014年9月1日(月)

尾野弘樹選手がMotoGP アラゴンGPにワイルドカードで参戦

尾野弘樹選手 尾野弘樹選手 尾野弘樹選手

FIM CEVレプソルインターナショナル選手権(CEV)※1にHonda Team Asiaから参戦中の尾野弘樹選手が、9月28日(日)に決勝レースが開催されるMotoGP アラゴンGPのMoto3クラスにワイルドカード参戦することが決定しました。

Hondaは、アジア・ドリーム・カップ(ADC)※2の参戦ライダーをMotoGPにステップアップさせるため、さらなる育成の場としてCEVへのチャレンジをサポートしています。尾野選手は、2012年にADCでランキング2位、13年にはチャンピオンを獲得。今季から参戦中のCEVでも、4戦連続で表彰登壇台(3位3回、2位1回)を果たし、ランキングも3位と活躍しています。

今回のアラゴンGPでは、CEVの中でもトップレベルにあるその実力が認められ、ヨーロッパにおけるワイルドカードでの参戦が決まりました。

なお、レース内容の詳細については、Hondaモータースポーツサイト内のレースレポートにて、尾野選手本人のコメントともに紹介します。

Honda MotoGP情報
http://www.honda.co.jp/WGP/

※1 旧スペイン選手権。スペインとフランス、ポルトガルの3ヵ国において全8戦11レースでタイトルが争われるシリーズで、過去に参戦したライダーの多くがMotoGPで活躍しています。

※2 「FIMアジアロードレース選手権シリーズ」に2012年から導入された、アジアから将来のグランプリライダーを輩出するため育成プログラム。Honda CBR250Rのレース仕様車を使用したワンメイクレースで争われ、日本を含むアジア地域12ヵ国から選抜されたライダーが参戦しています。

【参戦概要】
・大会名:ロードレース世界選手権 MotoGP 第14戦アラゴンGP
・参戦クラス:Moto3クラス
・チーム名:Honda Team Asia
・マシン名:TSR-Honda

尾野弘樹選手のコメント
「アラゴンGPのワイルドカードで参戦できることを、大変うれしく思っています。グランプリも後半戦に突入し、各ライダーが仕上がってきている中でのスポット参戦となるので、厳しい部分が多々あると思います。ただ、アラゴンのコースでは今年のCEV第3戦で一度レースを経験しているので、それを生かして臨みます。不安や緊張はありますが、世界選手権の舞台ですべての力を出し切り、レースでは一つでも上のポジションを狙えるようがんばります」

藤沢裕一 Honda Team Asia監督のコメント
「アラゴンでのワイルドカードを獲得できたことをうれしく思うと同時に、今年CEVで学んだことのすべてを出しきれる内容のレースをしたいと思います。CEVのアラゴン大会は今年の6月に行われました。尾野は3位を獲得したものの、トップには離される形となったので、そのときの反省点を生かし、ライティング・セッティングともに見直すべく、準備を進めていきます」