先鋭的なウェッジシェイプを強調し、レーシングマシンのDNAを継承したスタイリングが進化した。コンパクトなフロントカウルと整流効果の向上を狙ったワイドなロアカウルが凝縮感ある均整のとれたプロポーションを表現。絞り込まれた乗車スペースにより、まるでマシンとライダーが一体化したかのようなライディングを可能にする。またCBRシリーズのアイデンティティーであるデュアルヘッドライトやテールランプは新設計とし、CBR400Rの新たなアイコンとした。
アッパーカウルは整流効果を高め、ライダーの上半身にかかる風圧を低減。さらに左右のミドルカウルには内側にウイングレットとスリットを配置したダクトを新設。レースシーンからのフィードバックによる高度なエアマネジメントを実現。軽快感と安定感のあるスポーティーな走りを可能にする。
渋滞した街中から高速道路を利用したツーリング、ワインディングでのスポーツライディングまで、さまざまなシーンでの扱いやすさを目指した。コックピットまわりでは、トップブリッジ下に配置したセパレートハンドルによりスポーティーさと快適さの両立を追求。アグレッシブな走りに適したポジショニングにも対応している。またフラットなサイドカバーや絞り込まれたフューエルタンク後端によって、ニーグリップのしやすさと良好な足つき性も確保した。