フレームボディーは、優れた靱性の高張力鋼スチールフレームを採用し、徹底的に軽量化。ピボットプレート部は、メインフレーム部から独立させる事で後輪荷重を軽減し、軽量化と高い運動性能を両立させている。また、メインパイプとヘッドパイプの剛性の最適化により、軽快感のあるハンドリングを実現している。
フロントサスペンションにショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークを新採用し、前輪の路面追従性を追求。新世代CBシリーズの軽量アルミホイール、ラジアルタイヤと合わせることで軽快で上質なライディングフィールに貢献している。
スイングアームは、高剛性としなやかさを兼ね備えた高張力鋼板製スイングアーム。リアサスペンションは、ピストンバルブの大径化を図る分離加圧式を採用し、軽量化と優れた応答性に貢献。
フロントには、φ296mmのウェーブ形状ハブレスフローティングディスクと対向4ポッドラジアルマウントキャリパーを装備。リアにはφ220mmのウェーブ形状ディスクを採用。これにより、安定したコントロールと上質なフィーリングを可能に。
ブレーキには、急制動時の後輪浮き上がりを効果的に抑制するIMU(車体姿勢推定システム)付ABS (アンチロック・ブレーキ・システム)を採用。前・後輪に装備した車輪速センサーからの情報をもとに、走行中、自己診断機能付ECUがタイヤのロックを監視。ブレーキのかけ過ぎや急な路面変化によるタイヤのロック傾向を検知するとタイヤのロックを回避し、車体コントロールをサポートする。