ASIMOについて
自在歩行
ASIMOは平らな面を滑らかに歩くことができます。 また、歩幅を調整しながら、上半身の体重移動でバランスを取ることにより、安定した旋回、8字歩行、階段の上り下りができます。
(2000年発表技術)
スピーディーな動き
新開発の高応答ハードウェアと腰の回転軸の積極的な制御により、足を高速に振った時に発生するスピンやスリップをキャンセルし、自然で滑らかな歩行が可能になりました。その結果、人に遅れない歩行速度を実現させる事が出来ました 。
(2004年発表技術)
自律連続移動
床面センサから得られた周囲情報とあらかじめ記憶しておいた地図情報を歩きながら照合することにより経路のズレを補正し、目的地まで立ち止まることなく移動する事が可能になりました。
(2004年発表技術)
人に近い走り
高速化に伴う足のスリップや空中でのスピンを防止するために、新開発の高応答ハードウェアと共に、上半身の曲げやひねりを用いることにより時速3Kmでの人に近い走行を実現しました。(新姿勢制御技術)
(2004年発表技術)
自動位置補正
ASIMOは歩行ルート上に設置されたマークを認識することにより、歩き ながら位置修正を行うことができます。
(2005年発表技術)
直線走行
ASIMOは両足が浮いているときでも、積極的に姿勢の傾きを制御して直線を走ることができます。2005年末発表の技術改良では最高時速6kmを達成しています。
(2005年発表技術)
旋回走行
ASIMOは姿勢の傾きを制御することで、安定した旋回走行、8字走行をすることができます。
(2005年発表技術)
全身協調運動
ASIMOは歩行や腕の動きを組み合わせることが可能で、ダンスパフォーマンス等行うこともできます。2005年末発表の技術改良では、全身協調制御の向上により、全身のバランスを取りながらより柔軟で速い動きを実行できるようになりました。
(2005年発表技術)