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Round03アメリカアナハイム 2

2018.01.20(土)・決勝

会場:Angel Stadium

シーリーが総合2位(1位/2位/7位)をゲット、ポイントランキング2位に躍進

Monster Energy AMA Supercross/FIM世界選手権第3戦が、エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで開催されました。今大会は新しい試みとして導入された、決勝3レース制が注目の的になりました。通常は予選ヒート、ラストチャンスを経てメインレース(20分+1周)が行われるのですが、3レース制ではオープニングセレモニーの直後から決勝がスタートします(第3戦アナハイム、第9戦アトランタ、第14戦ミネアポリスにて実施)。

450SXクラスはメインレース1(8分+1周)、メインレース2(12分+1周)、メインレース3(15分+1周)における順位を総合したものが、決勝リザルトとなります(250SXクラスは、6分+1周、10分+1周、12分+1周)。瞬発力と持久力が試されるようなこの新フォーマットに、予選を通過した22人のライダーが挑みました。

コール・シーリー(Team Honda HRC)は、レース1のオープニング早々でリーダーとなり、ジャスティン・ブレイトン(Smartop Motoconcepts Honda)の追撃を振りきってトップフィニッシュ。レース2でも好スタートを切ったシーリーは、イーライ・トーマック(カワサキ)に次ぐ2位に入り、総合優勝に王手をかけました。しかしレース3では、1周目13番手と出遅れてしまい、シーリーは7位でチェッカーを受けました。この結果シーリーは、総合優勝をトマック(5位/1位/2位)に譲ったものの、オーバーオール2位を得てポディウムに登壇。シリーズポイント上でも、2位にランクアップしています。

ケン・ロクスン(Team Honda HRC)は、今夜に限っては本来のスピードを発揮できず、レース1/2では11位/12位にとどまりました。ロクスンにとってアナハイム2は、昨年クラッシュで重傷を負った大会であり、プレッシャーを受けていたようです。しかしながらロクスンは、レース3ではセカンドグループ内で健闘し、4位フィニッシュ。総合順位は9位でしたが、ポイントランキング4位につけています。

コメント

コール・シーリー(1位/2位/7位 総合2位)コール・シーリー
「ポディウムにまた戻ってくることができて、とてもいい気分です。レース1で何周もトップを走ったことは、確かに自信を深めるきっかけになりましたが、自分としてはレース2の走りの方が気に入っています。イーライ(トーマック)の速いペースについていきながらトップ争いをできたし、あの大きなミスがなければ抜いて前に出ていたかも知れません。レース3のスターティングゲートでは、かなりプレッシャーを感じていました。あとほんの少しで総合優勝という局面でしたからね。あそこまでの2レースでとても乗れていたことを実感していたのですが、残念なことに最後のレースでスタートに失敗してしまいました。ストレートで隣りのライダーが寄ってきたので、ちょっと避けたら1コーナーで14番手ぐらいまで遅れてしまいました。後方集団の中を這い上がっていくのは大変でした。レース終盤になると力を使い果たしてしまい、もっと攻めていたらもう少し上にいけたのにと、後悔しました。優勝をつかみかけていました。本当にあと少しでした」

ケン・ロクスン(11位/12位/4位 総合9位)ケン・ロクスン
「去年と同じイエローのSHIFTを着たのは(オープニングセレモニーとレース1のみ)、僕のアイデアでした。ちょうど1年前、ここでクラッシュしたときのウエアを着ることで、僕からのメッセージとしたかったのです。万人受けはしなかったみたいですが、僕自身もそれほどジンクスなどをかついでいるわけじゃありません。ただそうすることで、あのクラッシュからいろいろあったこの1年に区切りをつけ、前に進めるだろうと思いました。今夜はとてもおもしろいというか、奇妙なアナハイム2でした。因縁の場所だということを考えないようにしていたのに、なぜか心の奥の方に引っ掛かっていたようです。レース中は自分自身を見失っていたし、全然乗れていなく、なにもできない感じでした。レース1ではスタートに失敗した上に、恐怖を感じたこともあってどんどん後ろに下がってしまいました。完全に想定外でしたが、さらに悪いことには今夜は決勝があと2レースあるということでした。そんなわけで気分的にも成績的にもよくはないのですが、課題の一つだったアナハイム2を過去のものにして、心の縛りが解けたことは素晴らしい。去年のようにもっと悪い結果だってあり得たわけですから……。何事もなくこの場所から去り、来週のレースに臨めます。今大会をまとめると、ライダーとして受け入れがたいリザルトでした。やっぱり優勝を目指しているし、悪くても優勝争いはしたいものですから。今回は遠くて届かなかったけれど、今夜のことは忘れて次のレースを楽しみたいと思います」

エリック・キーホー | Team Honda HRC監督
「コールはとても立派でした。最初の2レースでは好スタートを揃えてくれたのでうれしいです。残念ながら最後のレースでは、スタートの失敗がブレーキとなってしまいました。それでも彼は信じられない力強さを発揮し、可能な限りのスピードで混戦の中を駆け上がったのですが、やはりスタートの出遅れが大きく響きました。最初の2レースはスプリント的なので、コールには有利だったと思います。力強くアグレッシブな走りでしたが、やはりスタートが重要です。彼は毎週上達しているので、今シーズンはポディウム登壇回数が増えるだろうと期待しています。ケンの場合、今夜のスタートはメンタル面の苦しみが反映されていたように思います。出遅れた結果、後方では接触が多発するほど混戦でした。それで自信を失ってしまったのかもしれません。コースレイアウトに関しては、ラップタイムに差が出ないだけにスタートを制することが重要でした。最後のレースで4位と巻き返してくれたのはうれしいですね。次につながる締めくくり方です」

450SX リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン タイム/差
114コール・シーリーHonda9'11.682
210ジャスティン・ブレイトンHonda+04.553
34B.バゲットKTM+05.504
434W.パイクスズキ+07.219
53E.トーマックカワサキ+08.427
633J.グラントカワサキ+10.255
 
1194ケン・ロクスンHonda+19.228
156ジェレミー・マーティンHonda+29.514
1855ビンス・フリージーHonda+39.443
21907ベン・ラメイHonda+51.728

レース2

順位 No. ライダー マシン タイム/差
13E.トーマックカワサキ13'39.358
214コール・シーリーHonda+02.625
321J.アンダーソンハスクバーナ+06.210
433J.グラントカワサキ+07.699
551J.バーシアヤマハ+08.922
610ジャスティン・ブレイトンHonda+14.828
 
1294ケン・ロクスンHonda+25.301
156ジェレミー・マーティンHonda+32.371
1955ビンス・フリージーHonda+42.444
22907ベン・ラメイHonda+55.711

レース3

順位 No. ライダー マシン タイム/差
121J.アンダーソンハスクバーナ16'19.596
23E.トーマックカワサキ+05.580
310ジャスティン・ブレイトンHonda+08.770
494ケン・ロクスンHonda+10.642
534W.パイクスズキ+12.163
64B.バゲットKTM+12.951
714コール・シーリーHonda+14.130
 
106ジェレミー・マーティンHonda+20.505
1355ビンス・フリージーHonda+40.477
20907ベン・ラメイHonda+2Laps

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
121J.アンダーソンハスクバーナ70
214コール・シーリーHonda59
351J.バーシアヤマハ57
494ケン・ロクスンHonda56
534W.パイクスズキ54
610ジャスティン・ブレイトンHonda52
 
126ジェレミー・マーティンHonda36
1455ビンス・フリージーHonda26
19907ベン・ラメイHonda15
24722アダム・エンティクナップHonda5
27981オースティン・ポリテッリHonda1

ランキング詳細

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