昨年に続き2台体制で挑んだ2016年シーズン
シーリーが4度の表彰台に上がり総合6位となる

2016年のAMAスーパークロスは前年と同じく全17戦で争われ、Honda CRF450Rを駆るコール・シーリー(Team Honda HRC)が4度の表彰台へ登壇するなど活躍をみせ、ランキング6位でシーズンを終えました。

HondaのワークスチームであるTeam Honda HRCは、今シーズンも15年に引き続き、シーリーとトレイ・カナードの2名体制で450SXクラスに挑みました。

迎えた1月の開幕戦アナハイムで、そのシーリーが早々に存在感をみせます。アクシデントによりリスタートとなったレースでホールショットを決めると、その後も半分以上のラップでリード。後半にミスでポジションを落とすものの、3位でレースを終えて開幕戦から表彰台を獲得しました。

第2戦サンディエゴでも3位表彰台を獲得したシーリーは、その後もポイントを重ねていきます。そして、今季2度目のサンディエゴでのレースとなった第6戦では、抜群のスタートからし烈なトップ争いを演じ、2位でフィニッシュしました。

以降も着実にポイントを積み上げたシーリー。練習中に負ったケガの影響で第12戦サンタクララから第14戦セントルイスまでを欠場したものの、復帰戦となった第15戦フォックスボロで7位に入り、第16戦イーストラザフォードでは、第6戦以来の表彰台となる3位に。最終戦でもきっちりポイントを獲得し、ランキング6位でシーズンを終了しました。最終的に、シーリーはケガで欠場した大会を除くすべてのレースで10以内でフィニッシュしたことになります。

一方、ランキング9位となったチームメートのカナードも、表彰台への登壇こそありませんでしたが、ケガで欠場した2レース以外はポイントを獲得。安定した成績に加え、タイムアタック予選でベストタイムを、ヒートレースでファステストタイムをマークするなど、随所で速さもみせました。

コール・シーリー

コール・シーリー

コール・シーリー

トレイ・カナード

ポイント

450 SX ライダー
順位 No. ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
11R.ダンジーKTM3912225252522252225222020252525201825
294K.ロクスンスズキ331161520222520251516251522222225251
321J.アンダーソンハスクバーナ3152516161818182014181225202020181522
43E.トーマックカワサキ2901818181420151610251616141214222220
522C.リードヤマハ2501522221615139209118181515121218
614コール・シーリーHonda2192020151513221811111810142012
725M.ムスキャンKTM2147121220121415222022224  6 11 14 1
810J.ブレイトンKTM2001111131214111016121538131291614
941トレイ・カナードHonda19614141 16125151413161816161313
1012J.ワイマースズキ12891311137911441111218149
 
1119ジャスティン・ボーグルHonda127816313101111581815117
12800マイク・アレッシHonda126538892585812101111876
1655ビンス・フリージーHonda9245535467986104538
28761ケイド・クレイソンHonda15011000423040
34314アレックス・レイHonda5010101110
35801ジェフ・アレッシHonda51111100
36 792 ブラッケン・ホールHonda 4     0     0 4
4111カイル・チゾムHonda22
42291カイル・ホワイトHonda100010000
44722アダム・エンティクナップHonda101
450 SX ポイント配分表
決勝順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位 12位 13位 14位 15位 16位 17位 18位 19位 20位 21位 22位
ポイント 25 22 20 18 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1 1

ライダー&マシン

Hondaファクトリー チーム 参戦ライダー
CRF450R
CRF450R
CRF450R
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