2018.05.20

Modulo Drago CORSE がSUPER GT 2018 第3戦 鈴鹿 GT300クラスでタイヤトラブルにより惜しくも26位の結果

2018年5月20日、SUPER GT Round3 SUZUKA GT 300km Fan Festivalの決勝が鈴鹿サーキットで行われました。前日の予選Q1では終了2分前のクラッシュにより赤旗中断、再スタートという波乱の幕開けとなりました。予選Q2は順調に行われ (株)ホンダアクセスがメインスポンサーをするModulo Drago CORSE 34号車(道上龍、大津弘樹)は10番手で決勝に臨むことになりました。決勝はサーキットのシステムエラーにより40分遅れでスタート、道上選手がスタートドライバーを務めました。28周目のドライバー交代までタイヤを労わりながら走行、大津選手に交代する際はタイヤ無交換で素早いピットアウトをしました。しかし、スタート直後にリアタイヤに違和感を感じた大津選手はピットインし、リアタイヤを交換、その後順調に周回を重ねるも26位でのフィニッシュとなりました。

次回SUPER GT Round 4は6月30日(土)、7月1日(日)にタイのチャーンインターナショナルサーキットにて行われます。

引き続き応援よろしくお願いします。


ドライバー・監督コメント

道上龍選手
「このレースでのマシンのフィーリングは良く、レーシングカーらしい動きをしてくれました。周りのチームがタイヤ無交換という情報もあり、燃費があまり良くないNSX GT3で他車との差を広げないためにタイヤ無交換作戦で進める事に決めました。なかなかペースが上がらなかったことと、レース途中でのタイヤトラブルが発生してしまったのは残念でした。次のタイ戦はチームにとっても自分にとっても初めて走行するサーキットですので、NSX GT3に相性の良いサーキットであることを願っています。チームと共に前に進んで、万全を期して臨みたいと思います。」

大津弘樹選手
「今大会にチームと共に用意した戦略は非常に良かったと思います。NSX GT3の燃費の問題で周回数を伸ばさなければいけませんでしたが、他チームを見ているとタイヤが厳しい状況であると見えていたので、レース途中のタイヤトラブルがなければ上位を狙えていたと思います。ピットインしリアタイヤを交換した後のペースは良く、ポジションアップもできたので、最初のピットインでリアタイヤを交換していたら……とも思いました。今回は走行データも取れたので、この結果を前向きに捉えて次戦に挑みたいと思います。」

チョン ヨンフン監督
「鈴鹿のレースに向けて、セッティングなどすごく迷った部分はあったのですが、予選の様子を見るとレースでは結果が出せそうなフィーリングがありました。予選結果に満足をしていませんが、公式テスト時よりも良い感触をつかめていました。レースではピット作業でもう少しタイムロスを減らせるのではないかと思います。NSX GT3は比較的車重もありタイヤにかかる負担も多いので、ロングレースでも戦えるセッティングを今後課題として考えていきたいと思います。今回タイヤによるトラブルが発生してしまい、原因は何か調べないと分かりませんがタイヤ自体の問題だとは捉えていません。この結果を前向きに捉え、次戦のタイに向けて準備をしていきます。」