2018.05.04

Modulo Drago CORSE がSUPER GT 2018第2戦 富士で8位入賞

 2018年5月4日、SUPER GT Round2 FUJI GT 500km RACEの決勝が富士スピードウェイで行われました。前日は朝からの濃い霧により大幅にスケジュールを変更、予選もノックアウト方式から20分1回の走行という異例の対応となりました。潟zンダアクセスがメインスポンサーをするModulo Drago CORSE 34号車(道上龍、大津弘樹)は11番手からのスタートとなりました。スタートドライバーは大津選手。35周目のドライバー交代までに順調に順位を上げ道上選手に交代しました。道上選手は安定したタイムで走行を続け、75周目に再び大津選手に交代し8位でフィニッシュ、ポイントを獲得しました。また、大会で一番のピットワークを見せたメカニックに送られる「ZFアワード」を34号車Modulo Drago CORSEが受賞しました。

 次回SUPER GT Round 3は5月19日(土)、20日(日)に鈴鹿サーキットにて行われます。

 引き続き応援よろしくお願いします。


ドライバー・監督コメント

道上龍選手
「2回目のドライバー交代時に、リアタイヤのみ交換する作戦を考えていたので、タイヤの状況などを見て判断が必要な2ndスティントを経験のある自分が担当する事にしました。このスティントではハードタイヤを選択しました。温まりにくくフロントタイヤの内圧が上がらず苦労しましたが、結果として作戦通りリアタイヤのみ交換で繋ぐ事が出来ました。ただ、予選日から抱えていたシフトダウン時のアクセルレスポンスのトラブルは思うようには改善されていなかったので、次戦までに原因を見つけ改善したいです。マシンのメカニカルな問題だけではなく、自分のドライビングスタイルにも改善出来る事はあると思うので、引き続き良いレースに出来るように準備をしていきたいと思います。」

大津弘樹選手
「3スティント中の最初と最後の2スティントを担当しました。決勝前のフリー走行から決勝を見据えた燃料を積んだり、タイヤの摩耗状況などを確認しながら走行していたので、決勝中も安定したタイムとタイヤマネージメントで走行出来たと思います。最初の担当スティントで、他チームとのバトルでコースアウトをしたり、自分のミスもあったのですが、このミスから学べるバトルの仕方などプラスになる部分もありました。途中無線がピット側へ聞こえない時間があり、燃費数値を伝える手段がなくヒヤヒヤしたのですが、燃費走行をしながらピット側とのチームプレイで上手く乗り切れました。ポイントも獲得出来ましたし、次戦も良いレースに出来るようにがんばります。」

チョン ヨンフン監督
「第2戦の前に行われた鈴鹿サーキットでの公式テストでは、思ったようなマシンの調子ではなかったですが、そのデータを元に富士戦に向けてセットアップを見直しました。その結果、このレースウィークに持ち込んだセットアップがマッチして良いレースに出来たと思います。フロントが温まりにくいNSXの特性を活かし、セカンドスティントをハードタイヤにし最後のスティントでリアタイヤのみ交換してバランスを取る作戦を立てていました。その作戦がうまくいき戦う事が出来ました。気温の状況も変わると思うので、テストの時と同じ様にはいかないかもしれませんが、改善出来る点は沢山あるので次の鈴鹿戦でも良いレースにつなげられると思います。引き続きよろしくお願いします。」