日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
さて、弊社で販売したキーレスエントリーの一部に不具合があり、キーレスエントリーを装着した車両において、ATセレクトレバーがPポジション以外の時に、短時間にキーを抜く操作を行うとキーが抜けてしまい、駐車ブレーキをかけ忘れていた場合、駐車中に車両が動き出すおそれのあることが判明したため、自主改善を実施させていただきます。
つきましては、当該キーレスエントリーが装着可能な車両にお乗りいただいていますお客様に対し、販売会社、又、弊社よりダイレクトメールでご案内させていただきます。
ダイレクトメールがお手元に届きましたお客様におかれましては、キーレスエントリーをお求めいただきました販売会社、又は最寄のホンダ販売会社へご連絡いただきますようお願い申し上げます。
お客様には多大なご迷惑をお掛けいたしました事を、心よりお詫び申し上げます。
今後は、このようなことのないよう万全を期してまいりますので、何卒ご協力とご理解を賜りますようお願い申し上げます。
自主改善開始日 | 平成19年2月22日 | |
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不具合の部位 (部品名) |
キーレスエントリー | |
不具合の内容 | キーインタロック機構(ATのPポジション以外でキーが抜けない機構)を制御する統合ユニット(ICU:インテグレーテッドコントロールユニット)の回路が不適切なため、イグニッションをオフにした際、回路が燃料ポンプからの誘導起電圧の影響を受け、キーインタロックソレノイドの作動開始が遅れることがある。そのため、ATセレクトレバーがPポジション以外の時に、短時間にキーを抜く操作を行うとキーが抜けてしまい、駐車ブレーキをかけ忘れていた場合、駐車中に車両が動き出すおそれがある。 | |
改善の内容 | 後付け部品のキーレスエントリーを装着した全車両、統合ユニットを点検し、不具合品が装着されている場合は、対策品と交換する。 | |
自動車使用者に 周知させるための措置 |
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対象の製品 | 商品名 | 販売期間 |
キーレスエントリー | 平成10年9月1日~平成19年2月9日 |
車 名 | 型 式 | 通称名 | 改善対策対象車の車台番号の 範囲及び製作期間 |
対象台数 |
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ホンダ | GF-HM1 | VAMOS | HM1-1208873~HM1-1211046 平成13年6月8日~平成13年8月8日 |
518台 |
GF-HM2 | HM2-1204282~HM2-1205784 平成13年6月4日~平成13年8月9日 |
272台 | ||
GF-PA1 | Z | PA1-1012082~PA1-1012891 平成13年5月29日~平成14年1月25日 |
810台 | |
合 計 | 1,600台 |
キーインタロック機構(ATのPポジション以外でキーが抜けない機構)を制御する統合ユニット(ICU:インテグレーテッドコントロールユニット)の回路が不適切なため、イグニッションをオフにした際、回路が燃料ポンプからの誘導起電圧の影響を受け、キーインタロックソレノイドの作動開始が遅れることがある。そのため、ATセレクトレバーがPポジション以外の時に、短時間にキーを抜く操作を行うとキーが抜けてしまい、駐車ブレーキをかけ忘れていた場合、駐車中に車両が動き出すおそれがある。
後付け部品のキーレスエントリーを装着した全車両、統合ユニットを点検し、不具合品が装着されている場合は、対策品と交換する。
注: は交換部品を示す。
識別:運転者席ドアロックの下側右取付けスクリュに黒インクを塗布する。