語り継ぎたいこと 〜チャレンジの50年〜

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MEエンジン(G100・150・200・300・400)シリーズ / 1977

汎用事業の『明日』をつくり上げたミリオンセラー・エンジン

MEエンジン(G100・150・200・300・400)シリーズ / 1977

平坦な道のりではなかった汎用事業への挑戦

Hondaの汎用事業への挑戦は、創業から4年後の1952年に既に始まっていた。そして、その製品づくりの原点には、2輪車の技術があった。Honda初の汎用エンジンとなったH型エンジンも、カブ号F型エンジンを改良したものである。2輪で培ってきた技術を活かすカタチで、汎用事業は展開されてきたといえる。

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MEエンジンシリーズのG150

しかし、その道のりは平坦なものではなかった。2輪では世界に伍(ご)していける実績を誇っていても、汎用事業に関しては、いわば素人である。しかも汎用事業には、商品に対するお客さまの価値観の違い、多種多様な商品を必要とすることなど、2輪事業とは異なる複雑さがあった。また、汎用事業には『エンジン』と『完成機』という二つの方向性があり、その選択も事業展開に大きな影響を与えた。エンジンは単体としてOEM(相手先商標製品)に供給されるものであり、完成機は耕うん機などの商品群である。

Hondaでは初期は汎用エンジンのOEMのみであったが、1959年にHonda初の耕うん機・F150を発売して以来、幅広い分野で完成機開発を展開してきた。完成機をつくることによって、Hondaの汎用事業が、さらにお客さまの喜びと直結していく。完成機を購入したお客さまからのさまざまな声も聞きながら次の商品開発へ、新しい技術へとつなげていくことができる。

これに対してOEMに供給される汎用エンジンでは、それを使うお客さまの顔が見えにくい。
また、汎用事業の難しさは、お客さまの作業や使い方に応じてラインアップをそろえていかなければ、お客さまの期待に応えることはもちろん、販売店の経営を成り立たせることもできないという点にあった。それは、農業機械、発電機、船外機など、すべての仕事機(商品)に共通の課題であった。その結果、自ずと多機種少量生産にならざるを得ず、開発能力、コスト、販売力など、既存の専門メーカーと伍していくだけの体力を付けていくには、多くの時間が必要であった。

汎用事業を始めて20年。この間、汎用部門では事業部制へのトライなど、数々の施策を打ち出したものの、苦戦を強いられていたのである。特に完成機開発に関しては、その難しさに悩まされ続けてきた。
しかし、1970年代に入ると、こうした状況を一気に打ち破るための、新しい姿を求める空気が次第に広がってきたのである。

Hondaのチャレンジングスピリット

エキスパートを生み出すシステム
  1. エキスパートを生み出すシステムエキスパートを生み出すシステム
  2. 技術研究所の分離・独立 / 1960技術研究所の分離・独立 / 1960
  3. 私の記録、資格制度の導入 / 1960私の記録、資格制度の導入 / 1960
ついに果たした四輪業界への進出
  1. ついに果たした4輪業界への進出ついに果たした4輪業界への進出
  2. S360・T360発表 / 1962S360・T360発表 / 1962
  3. 4輪車の販売体制づくり / 19664輪車の販売体制づくり / 1966
  4. N360発表 / 1967N360発表 / 1967
  5. Honda1300発表 / 1968Honda1300発表 / 1968
  6. CVCCエンジン発表 / 1972CVCCエンジン発表 / 1972
  7. シビック発表 / 1972シビック発表 / 1972
  8. アコード発表 / 1976アコード発表 / 1976
世界に市場を求め、需要のある所で生産する
  1. 世界に市場を求め、需要のある所で生産する世界に市場を求め、需要のある所で生産する
  2. アメリカン・ホンダ・モーター設立 / 1959アメリカン・ホンダ・モーター設立 / 1959
  3. ベルギー・ホンダ・モーター設立 / 1963ベルギー・ホンダ・モーター設立 / 1963
  4. ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング設立 / 1980ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング設立 / 1980
展開期に向けての爽やかなバトンタッチ
  1. 展開期に向けての爽やかなバトンタッチ展開期に向けての爽やかなバトンタッチ
  2. 本田・藤澤両トップ退任、河島社長就任 / 1973本田・藤澤両トップ退任、河島社長就任 / 1973
先進性・独創性にあふれた技術・商品群
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  2. 長円形ピストン・エンジン / 1979長円形ピストン・エンジン / 1979
  3. ホンダマチック・トランスミッション / 1968ホンダマチック・トランスミッション / 1968
  4. カーナビゲーションシステム / 1981カーナビゲーションシステム / 1981
  5. エアバッグ・システム / 1987エアバッグ・システム / 1987
  6. 舵角応動型4輪操舵システム(4WS) / 1987舵角応動型4輪操舵システム(4WS) / 1987
  7. VTECエンジン / 1989VTECエンジン / 1989
  8. MEエンジン(G100・150・200・300・400)シリーズ / 1977MEエンジン(G100・150・200・300・400)シリーズ / 1977
  9. ZEエンジン(GX110・140・240・270・340)シリーズ / 1983ZEエンジン(GX110・140・240・270・340)シリーズ / 1983
  10. DREAM CB750FOUR / 1969DREAM CB750FOUR / 1969
  11. CG125 / 1975CG125 / 1975
  12. ロードパル / 1976ロードパル / 1976
  13. シティ / 1981シティ / 1981
  14. NSX / 1990NSX / 1990
  15. オデッセイ / 1994オデッセイ / 1994
  16. 電気自動車・Honda EV PLUS / 1988電気自動車・Honda EV PLUS / 1988
  17. 携帯発電機・E300 / 1965携帯発電機・E300 / 1965
  18. 歩行型芝刈機・HR21 / 1978歩行型芝刈機・HR21 / 1978
  19. ミニ耕うん機・F200『こまめ』 / 1980ミニ耕うん機・F200『こまめ』 / 1980
ものづくりの本質を追求するHondaの生産技術
  1. ものづくりの本質を追求するHondaの生産技術ものづくりの本質を追求するHondaの生産技術
  2. ホンダエンジニアリング設立 / 1974ホンダエンジニアリング設立 / 1974
  3. 世界一コンパクトな溶接ライン / 1982世界一コンパクトな溶接ライン / 1982
  4. 箱物部品のモジュールトランスファーライン / 1981箱物部品のモジュールトランスファーライン / 1981
  5. 塗装自動化ライン / 1988塗装自動化ライン / 1988
レースへのあくなき情熱
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  2. 鈴鹿サーキット完成 / 1962鈴鹿サーキット完成 / 1962
  3. 2輪世界GP参戦 / 19792輪世界GP参戦 / 1979
  4. F1参戦 - 第1期 - / 1964F1参戦 - 第1期 - / 1964
  5. F1参戦 - 第2期 - / 1983F1参戦 - 第2期 - / 1983
  6. インディカー・レース参戦 / 1994インディカー・レース参戦 / 1994
  7. ツインリンクもてぎ誕生 / 1997ツインリンクもてぎ誕生 / 1997
アイデアを出して大いに遊ぶ
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  2. 創立15周年を京都で祝う / 1963創立15周年を京都で祝う / 1963
  3. オールホンダ・アイデアコンテスト開催 / 1970オールホンダ・アイデアコンテスト開催 / 1970
自然と人々と社会との共生
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  2. 安全運転普及本部発足 / 1970安全運転普及本部発足 / 1970
  3. Honda・フランツ・システム車の開発 / 1982Honda・フランツ・システム車の開発 / 1982
  4. ホンダ太陽・希望の里ホンダ・ホンダR&D太陽設立 / 1992ホンダ太陽・希望の里ホンダ・ホンダR&D太陽設立 / 1992
  5. ふるさとの森づくりスタート / 1977ふるさとの森づくりスタート / 1977
  6. 『お礼の会』開催 / 1991『お礼の会』開催 / 1991