語り継ぎたいこと 〜チャレンジの50年〜

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展開期に向けての爽やかなバトンタッチ

展開期に向けての爽やかなバトンタッチ

展開期に向けての爽やかなバトンタッチ

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本田(左)と藤澤の爽やかな笑顔。オールホンダ・アイデアコンテストにて(1972年)

創立25周年を迎えた1973年の10月、創業者で社長の本田宗一郎と、その良きパートナーであった副社長の藤澤武夫は共に退任し、新社長には45歳の河島喜好が就任した。
同族を後継者に選ぶことなく、共に60歳代での同時退任は、Hondaが創業期から展開期に向かうための、爽やかなバトンタッチだったのである。


1970年4月、河島喜好、川島喜八郎、西田通弘、白井孝夫の常務4人は、そろって専務に昇格し、いわゆる集団指導体制が敷かれることとなった。これは、社長の本田宗一郎と副社長の藤澤武夫の退任に向けての大きな布石であった。

1971年8月、ドルの変動相場制移行によるドルショックが日本中を襲った。時代の変化は、企業運営にも大きな試練をもたらした。
1972年4月、役員室は企業体質を抜本的に見直し、全社的規模で改革する運動・NHP(ニュー・ホンダ・プラン)を導入することを監督者弘報で告知。全社委員長を河島が務め、同年10月には30代から40代初めの若手12人が、専任メンバーとして先行プロジェクトをスタートさせた。
1973年4月には17の本格的プロジェクトがスタートし、各部門が体質改革に取り組むこととなった。時を同じくして、NHPの一環であるNHサークル活動がスタート。従来のQCサークル活動を大きく発展させることとなった。

1973年10月、本田・藤澤の両トップは、そろって退任。後任の新社長にはNHPを全社委員長として率いてきた45歳の河島が就任した。就任1カ月後に第1次石油危機が襲ってきた。河島新体制となった経営陣は、物価の高騰が続く中にあって、1974年1月末に『Honda車は値上げせず』と表明。この難局を乗り切ったのである。

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河島新社長の就任披露パーティーにて。左から2人目が本田、同3人目が河島

1984年、NHサークル全社大会は、名称を世界大会と変更。この年の大会には海外から20サークルが参加した。
1990年には、世界を日本、アジア・オセアニア、北米、ヨーロッパの4つのグループに編成し、交流を図ることとした。途中、中断期間はあったものの、1996年11月、NHサークル世界大会が海外事業所(アメリカ・オハイオ州のホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング)で初めて開催され、再び世界規模での活動が始まった。

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