09:4+2+WON!ダフル浜名湖−1(静岡県浜松市/03.10.19)
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早いもので9回目を迎える4+2ing。今回走ったのは静岡県・浜名湖である。なぜここを選んだかというと、4+2あれこれコーナーの記事のために『Park&Ride』について調べている時、まず『浜名湖周遊自転車道』なるものがあることを知った。これはなかなか魅力的である。そしてそのうえさらに、浜名湖がある浜松市のホームページによると、浜松市はユニバーサルデザインのまちづくりに向けて取り組んでおり、その課題として市民の皆様が一番取り組むべき事だとして希望しているのが「だれもが安全で快適に歩ける歩道・安全な自転車道の整備」だというではないか!なんと自転車に対する意識の高い街だろうと感動した小生、これは浜名湖周遊自転車道を見ねばなるまい、走らねば始まらないと、即断したのであった。
次に宿であるが、実は小生は戌年生まれだからというわけではないが最近犬を飼いたいと思っていて、時々HondaのTravelDogをのぞいていたのだが、ちょうど浜名湖の周遊自転車道路沿いに犬連れでも犬連れでなくても泊まれるしゃれたプチホテルを見つけて、こちらも迷わずここに決めた。そして当日はいつか来るべき日の4+2+ワン!を夢見て、そこで出会ったゴールデンレトリバーやアメリカンコッカースパニエルやウエストハイランド・ホワイトテリアの面々としばし戯れたのであった。
浜名湖は淡水と海水が混じる日本屈指の汽水湖として知られており、湖北は瀬戸橋を挟んで猪鼻湖、東名高速道路の北は奥浜名湖、浜名湖大橋の北は庄内湖と複数の湖からなるなかなか複雑な湖である。 |
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| ■ 起点・終点、一般道からの入口等、きちんと標識があがっていてとてもわかりやすい。 |
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| ■ 今回お世話になったプチホテル・クッチェッタさんの新館。ヨーロピアンリゾート風のおしゃれな建物の一階はドッググッズのお店。 |
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| ■ 車道と完全に区別されているので安全・快適走行できる。みごとな松並木が続く。 |
■ 巨人ダイダラボッチが、握り飯の中の石を捨てて出来たという礫(つぶて)島。
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■ クッチェッタの裏の湖畔の道が自転車道。ずっと殆ど湖沿いを走る気持ちのいいコースだ。
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| ■ おみごと!道路に直接こんなに大きく書かれているのは初めて見た。 |
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本題の浜名湖周遊自転車道は、湖北・猪鼻湖の天竜浜名湖鉄道三ヶ日駅から温泉で有名な舘山寺町を通り、来年春に花博が開催される浜名湖大橋付近を過ぎ、湖西は遠州灘(太平洋)を望む舞阪町の弁天島までの全長48.0kmの浜名湖東岸を走るコースである。
つまり周遊とはいえ実は周遊しておらず部分的にはこの東岸のコースもまだ一般道を走るところもあるのだが、整備されている自転車道はなかなか素晴らしく、湖畔の風光明媚なルートを車道と独立して安全・快適に走れるのだ。
そして4+2ing当日。予報では快晴が続いていたのになんと雨。小生が水もしたたるなんとやらだからか、前回の太地に続きまたしても雨男となってしまった。この天候で48kmは正直キツい。遠州の奥座敷といわれる奥浜名湖畔や舘山寺など見所をじっくり巡りたかったのだが、今回は急遽ホテルから猪鼻湖の東岸を走る約10kmのミニコースに変更。どうにもやみそうにないので午前11時、意を決して浜名湖畔に面しているホテル裏の自転車道にテラスから愛車・BD-1を降ろし、雨の中を出発した。 |
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| ■ 猪鼻湖神社の手前で自転車道は右へ入る。一般道を陸橋で越えて三ヶ日へと続く。 |
■ 見よ。自転車道にセンターラインが!このゆとりがありがたい。 |
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| ■ 右から車道・歩道・自転車道の3つが完全に区別されている理想的な道。今後はこういうスタイルがどんどん増えて欲しいものだ。 |
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空は雨雲がどんよりと覆い、雨のサイクリングロードは行き交う人も自転車もなく、湖を眺めながら黙々と走る。舗装道路でアップダウンもほとんどないので走るのはとてもラクだが雨が少し冷たい。半袖はちょっと失敗。こんなときはウインドブレーカーやパーカーを忘れずに。
目前に浮かぶ礫島をみながら半島を回ると猪鼻湖神社が見えてくる。浜名湖遊覧船の発着場、瀬戸ハマナ・コスタだ。不思議なラテン系ネーミングに灰色な気分がちょっと明るくなるような、ならないような・・・。ここから道は浜名湖畔ではなく猪鼻湖畔となる。
このあたりの自転車道は車道と併走しているのだが、見事な松並木で区別されており車が走っていることさえまったく気にならない理想的なスタイルだ。風景も素晴らしく、雨が松葉の緑を瑞々しく光らせている。並木道を過ぎると少し内陸のリゾートタウン内へと道は続く。ここでも車道と自転車道はしっかりと分けられ、標識も大きくわかりやすいので、リゾートマンションやしゃれた別荘が並ぶいわば居住区なのだが、迷うことなく快適に駆け抜け、また湖畔の道へと出ることができた。さらにしばらく走って線路脇に出たら、浜名湖周遊自転車道・北の起点である天竜浜名湖鉄道三ヶ日駅はすぐそこだ。全部で片道小一時間ほどの道のり。その名の通り周遊して帰りたいところだが、雨もやまないし、道もないしで、同じルートをかわいいワンたちが待つクッチェッタへとまた黙々と漕ぎ出したのであった。
気になる浜名湖西岸であるが、浜松市は浜名湖の魅力アップに向けた活動の一環として自転車道の更なる整備・活用を考えているらしく、西岸の自転車道の早期完成を県にもさらに強く要望したいと考えているそうだ。
そんな思いもあってか、今年の春には浜名湖周辺の9つの市町村が共同で自転車道を活かしたイベント『ぐるっと浜名湖ツーリズム2003』というサイクルツーリングとウォーキングのイベントが開催され、本当に自転車と徒歩でぐるっと浜名湖を回って盛況だったらしい。
小生は今回ぐるっとどころかちょこっとしか浜名湖を走れなかったが、とても素敵な自転車道を見せてもらった。市民の自転車に対する意識も高いので、これからサイクリングロードがもっと整備され、自転車が浜名湖観光の核となることを願っている。だからこそそんな浜名湖をまた走りたいので今回のタイトルは浜名湖“1”とさせてもらった。来年は花博(パシフィックフローラ2004)も開催される浜名湖周辺からは目が離せそうにない。また来るでー、走るでー、カカカーッ! |
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| ■ 二つの吊橋の向こうに猪鼻湖神社がある。赤い小さな太鼓橋の先にかわいい社があった。 |
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| ■ 自転車道と並行して三ヶ日駅へと向かう天竜浜名湖鉄道。片道約10kmのこのコースもあと少し。 |
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■ この春行われたサイクルツーリング“ぐるっと浜名湖ツーリズム2003”。はやく本当にぐるっとできる自転車道が整備されて欲しい。
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| ■ 浜名湖は複雑なカタチをした静岡県の南端。愛知県との県境にある。 |
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■ 浜名湖周遊自転車道路:浜名湖東岸・三ヶ日〜弁天島間全長48.0km。小生が走った猪鼻湖ルート(約10km)はとても快適なサイクリングロードでアップダウンもほとんどない。
湖北の猪鼻湖へは大阪からだと名神高速道路・吹田ICから東名高速道路・三ヶ日IC下車。約300km・安全運転で約4時間で到着。 |