12:新緑の奈良を走るー奈良・歴史の道(奈良県/04.5.18)
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CR-Vにお世話になり、4+2が始まって、
早いもので2年半が経った。そして、本日はいよいよCR-Vに替わる新車・オデッセイ アブソルートに乗ってゆくファースト4+2ingである。
実はこの春、当社の東京事務所の社員が大阪に転勤してきた。
そこで、東京しか知らないという東京イケメンボーイズ2人に、古都の歴史を探訪させるべく、京都と並んで関西が誇る奈良に4+2ingすることにした。
まず自転車を載せる。今日の取材班は小生を含めて全部で4人。
自転車はBD-1が3台、ブロンプトン1台。オデッセイのラッゲージスペースに、いかにたくさんの自転車が載るかやってみたところ、
三番目のシートを折りたためば4台のBD-1がキッチリとカッコよく収まる。
ただし今日は女性スタッフが1名いるので、取り回しの楽なブロンプトンを1台差し替えて積んで、いよいよ出発だ。
オデッセイによる初のクルージングに感動しつつ、阪奈トンネルを抜けたら、そこはもう「奈良」。
奈良は 国土交通省のホームページに紹介されている奈良自転車道などが有名だが、
今回は自転車道ではなく、奈良の公園や史跡、寺社仏閣をめぐる 「奈良・歴史の道」を走る。 奈良市全体をほぼ網羅する周遊コースである。
まずはクルマで市の中心部にある「奈良市観光センター」に立ち寄り、マップ等を集め、本日のルートをチェックする。
今回起点に選んだのは春日大社。ここの駐車場に車を停めて、自転車でスタートする。
春日大社から時計回りとは逆方向に、 東大寺(二月堂→大仏殿→正倉院)→般若寺→不退寺→ウワナベ・コナベの古墳群、
平城天皇陵から 平城宮に玄武の方角、北から上洛。平城宮跡の朱雀門を出てからは唐招提寺→薬師寺、
奈良町を巡って興福寺・五重塔で記念撮影! というコースで歴史の道を探訪だ。
このコースを周りきるということは、即ち奈良の歴史の旅を体験できるということ。
関西を良く知らない東京ボーイズでも、 いかに関西の歴史が深く素晴らしいものであるかを堪能できるのではないかと思う。
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■ ラッゲージスペースは広々としていて、積み込みもスーイスイ。
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■ BD-1、3台を積み込んでもまだまだスペースはある。
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| ■ コンパクトサイクル4台をらくらく積み込めるオデッセイ。パーク&ライドにはもってこい。 |
■ 出発前に新車・オデッセイとともに記念撮影をする。銀色のボディはスペースシャトルを連想させる。 |
■ まずは奈良市観光センターで本日のサイクリングルートチェックをする。 住所:〒630-8228 奈良県奈良市上三条町23-4 Tel:0742-22-3900 |
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ちなみに奈良はパークアンドライドの考え方が非常に進んでいる都市で、
土日や祝日など公的パーキングを無料開放したり、無料レンタサイクルなどを行っている。
さて、春日大社の駐車場に到着、自転車を降ろす。
ハッチバックを開けたオデッセイは春日山の新緑ともマッチングして、この上なく健やかで上品な景観をつくりだしている。
「はよ自転車出して組み立てやー」「アカンアカン、アッカンがな!」
「うわっ、どんくさっ!」 4+2ing初心者の東京ボーイズに優しく丁寧に、
まるで今日の奈良のように爽やかにレクチャーする小生であった。(ホンマかいな)
BD-1は非常にスポーティで高性能な自転車だが、組み立て構造が少し複雑だ。
前輪をフレームに取り付けて、ブレーキシューを取り付ける作業は、 ビギナー東京ボーイズにはちと荷が重いか?
見かねた小生が手馴れた手つきでBD-1を組み上げる。「これが匠の技や!」
なんとか組みあがった4台のマシン。 嬉しそうにBD-1に跨り、快感の雄たけびをあげる東京ボーイズ・ベー君。
だが182cmの巨体に小径車がいささか窮屈そうだ。
「ライディングポジションがあかんねや、ぎりぎり足が着くくらいがベストやねん。」 とサドルのセッティングと乗り方までレクチャーする親切な小生。
「あ、お前ら空気圧見たんかい!?」 前述したようにBD-1はスポーティな自転車でハイプレッシャータイヤを履いている。空気圧は約5気圧に調整セット。
今回持参した空気入れは、「米式」、「仏式」、「英式」の3式すべてのバルブに対応しており、
ブロンプトンもBD-1のタイヤもこれ一本でカバーできる。仏式の空気調節に戸惑う東京ボーイズ。 「あほ・・・入れた空気が全部抜けとるやんけ・・・」
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■ このような臨時駐車場/無料レンタサイクルの看板を町中でたくさん目にすることができた。
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■ ハッチバックを開けたオデッセイ。新緑に映える。
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■ BD-1の前輪を取り付ける。(ブレーキシューの箇所がややムズカシイ?)
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■ 自然との調和が美しい、小径自転車たち。
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■ 出発の記念撮影。スキッパーH&東京イケメンボーイズ。男前な雰囲気。
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とにかく、気を取り直して春日大社にお参りに行く。 先陣を切る小生。
「しまった!境内は砂利と階段だらけや!」 燈篭の陰からシカ達が我々を興味津々な目で覗く。
カカカーッ!境内はちゃんと歩きましょう。
春日大社の本堂で本日の旅の安全と取材成功を祈る一行。 朱の柱の回廊と、
もみじの新緑が鮮やかなコントラストを生み出す。日本は美しい国である。
お参りが済めば、いよいよ奈良歴史の道が始まる。
次の目的地は二月堂。東大寺のお堂のひとつで、春の到来を告げる「お水取り」の行事が有名。
二月堂を目指して駆け抜ける新緑の道が本当に快い。快走する一行。
「どこや?ここは?」いきなり道を間違える小生。歴史の道に似つかわしくないオシャレ系のレストランのある丘に出てきてしまった。
今回の4+2ingは自転車の専用道路を走るわけではないのでよくコース選択を誤る。 しかしこれは、この後に起こるアドベンチャーの数々のほんの序章に過ぎなかったのである・・・。
二月堂に行く前に若草山を見学。芝生の緑も一段と眩しい。遠足の学生がシカと戯れる。
前日の豪雨のせいか、適度に湿ったシカのフンがいつになく臭い。若草山を程なく撤退する一行。
続く二月堂も学生でごったがえす。かわいらしい折りたたみ自転車に小学生の羨望の眼差しが向けられる。
「どや?かっこええやろー!」。 二月堂の舞台から見える大仏殿の屋根、奈良の街。素晴らしい見晴らしである。
次は大仏殿。大仏もデカいが建物がまずデカい。大仏様をはじめ、運慶・快慶作の「阿吽像」も見事なもので、
全体的に非常に荒々しい男の匂いのするお堂である。
暗い堂内に差し込む外光がまた巨佛の威厳を高め、後姿さえ一片の緩慢も感じさせない。
「日本の美」というよりは「日本の力(パワー)」を象徴するような場所であった。
そして間髪入れずに正倉院へ。ひっそりとたたずむ校倉造の横長の蔵。
中の宝物は現在、隣の倉庫に厳重に保管されているが、それまで聖武天皇の遺愛品や遠くペルシアや
アジア諸国の宝物を幾世紀にも渡って守り続けたその姿は、威厳というよりも時代を超越した幽玄さを感じさせる。
東大寺を世界遺産に登録するにあたって宮内庁の管轄ではあるが、この建物は7年前の1997年5月、国宝に認定された。
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■ 春日大社にて。朱色の柱がとても素敵です。
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■ 春日大社から若草山へ向かう途中では、このように気持ちのよい緑が包み込んでくれる。
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■ 5月の心地よさにシカたちものんびりしている。
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| ■ 悠然とそびえたつ東大寺大仏殿。威厳を感じる。圧倒される。 |